濱津隆之さんも絶賛
EcoFlow、ポータブルエアコン「WAVE 3」、ポータブル冷蔵庫「GLACIER Classic」。ユーザーの声で改良、新機能追加

EcoFlowは、ポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 3」およびポータブル冷蔵庫「EcoFlow GLACIER Classic」を発表。WAVE 3は5月8日から、GLACIER Classicは6月から販売される。
両モデルとも、従来モデルからアップデートを行った新モデル。ユーザーからの意見や使用実態を分析し、新たな機能の追加や改良を盛り込んだとしている。
同社の調査では、ポータブルエアコンは車中泊、仮設空間、作業空間などで使用されていることがわかったという。冷暖房の基本的な性能はもちろんだが、携帯性や稼働時間の長さも重視されているとのこと。また冷蔵庫についても、車中泊や移動中の冷蔵ニーズが高まっているほか、家庭用のセカンド冷蔵庫として利用したいという声もあるそうだ。

WAVE 3は、冷蔵・暖房の性能を前モデルから高めたポータブルエアコン。冷房能力は1500Wから1800Wに、暖房能力は1800Wから2000Wに向上している。これにより、前モデルでは5畳までだったところ、新モデルでは6畳まで対応した。価格は149,930円(税込)。
冷房では外気温25度の場合において、8度冷却するために15分かかるとのこと。暖房についても外気温16度の場合において、9度暖かくするために15分かかるとしている。また、新モデルでは専用バッテリー(別売/1024Wh)は、より長寿命のリン酸鉄リチウム電池を採用する(従来は三元系リチウムイオン電池)。連続稼働時間は最長8時間。AC、ソーラーパネル、Alternator Chargerでの充電に対応している。

除湿機能も新たに搭載する。また排水はタンクにためられるが、アプリと連携することでタンクの水位を確認することが可能。ほか、アプリではバッテリー残量、電源のオンオフ、冷房モードの切替、水漏れ防止アラートの確認が行える。
また同社によると、キャンピングカーユーザーのうち30%はペットが起因だという。そこで、新モデルではペットケア機能を新たに搭載。ペットを厚さから守るためのサポート機能となり、指定した温度(25度から45度)に達した場合に自動冷却が行える。

GLACIER Classicは、コードレスで使用できるポータブル冷蔵庫。35/45/55Lの3サイズをラインナップする。35Lのみ1気室、45Lと55Lは1気室と2気室を切り替えて使用できる。330ml缶の場合、35Lでは最大58本、45Lでは最大72本、55Lでは最大90本収納できる。

マイナス20度から20度まで温度調整ができ、冷凍から保温まで1台で使用可能。45Lと55Lのモデルでは、2気室それぞれで別の温度に設定することもできる。なお、2つの気室の温度差は22度までの制限があるという。
新たに左右どちらからでも開けられるドア設計を採用し、狭い車内でもスムーズに取り外せるとのこと。さらに別売アクセサリーの専用スライドレールを使用することで、荷物の隙間からでも引き出して使うことも可能。別売の専用バッテリーパックにより、35Lで最長43時間、45Lと55Lで約39時間の稼働が行える。

発表にあたり実施された発表会では、テレビ東京で放送されたグルメドラマ「絶メシロード」で主演を務めた、俳優の濱津隆之さんが登場。作中では車中泊が大きな要素になっているが、新製品も車中泊に向けた製品ということで、トークショーが行われた。
作中では車中泊をしながら “絶メシ” を求めて移動するが、実は濱津さんは車も持っておらず、車中泊をしたこともないという(運転免許証は所持)。しかし挑戦してみたいという思いはあるそうで、その際は「この2つ(今回の新製品)があったら何も怖いものない」とコメント。また冷蔵庫があれば冷たいビールが飲めることを紹介されると、「それはもう素晴らしいですね」と絶賛していた。
