楽天モバイル限定のブルーも
Nothing、3眼カメラ/Snapdragon 7s Gen3搭載スマホ「Phone(3a)」。税込54,800円から

Nothing Japanは、Nothingブランドのスマートフォン「Phone(3a)」を4月15日より発売する。8+128GB(税込54,800円)/12+256GB(税込59,800円)の2タイプ展開で、本日4月8日より同社サイトにて予約受付を開始する。
同社の廉価スマホ「Phone(2a)」の後継機で、3月4日にグローバルで発表されていたモデルの日本展開が決定したかたち。なお、同時にグローバル発表されていた「Phone(3a) Pro」については案内されていない。
大きな進化点として、Qualcomm社のSoC「Snapdragon 7s Gen 3」を採用することが挙げられる。これによって(2a)と比べてCPUは最大33%高速化、グラフィック性能は11%向上していると説明。通常はフラグシップ機にしか搭載されないゲーミング機能「Snapdragon Elite Gaming」も一部が利用可能だという。
また、AI処理性能も92%の向上を実現。今後進化していくAIテクノロジーにも対応できる未来設計だとしている。
背面カメラも、メインカメラ/超広角カメラに望遠カメラを加えた3眼タイプに進化。メインカメラはサムスンと共同開発した5,000万画素のセンサーを搭載するほか、高度なセンサー技術によりオートフォーカス速度が43%向上、ピクセルのフルウェル容量も2倍に向上したという。800万画素の超広角カメラは、アップグレードされたソニー製センサーによって低照度環境での撮影性能も向上したとのこと。
新搭載の望遠カメラは5枚重ねのレンズを採用しており、光学2倍、インセルでのロスレス4倍ズームと、AIの鮮明化アルゴリズムを用いての最大30倍ズームが可能。写真処理技術「True Lens」も「True Lens 3.0」に進化している。

ディスプレイは6.77インチのフルHDフレキシブルAMOLEDディスプレイを搭載。120Hzのアダプティブリフレッシュレートを採用しており、標準タッチサンプリングレートは480Hz、ゲーミングモードでは最大1,000Hzのタッチサンプリングレートに対応する。また、最大1,300nitまでの範囲で、環境に応じてディスプレイ輝度を自動調整。ピーク輝度は3,000nitと(2a)から131%向上している。
新たな機能として「Essential Space」を搭載。同社は“第2の記憶のようなもの”としており、インスピレーションが浮かんだ際、右側面の「Essential Key」を押してボイスメモを録音すると、AIが保存されたものを自動で整理し、提案や要約、アクションプランの生成などを行ってくれるという。
Phone(3a)購入者には「Essential Space先行アクセス」が提供され、今後数か月以内にリリース予定のEssential Spaceの諸機能を使うことができるとのこと。

OSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.1で、FeliCaやChatGPT統合などを引き続き行うとともに、Nothingスマホとして初めてeSIMに対応。バッテリー容量は5,000mAhで、最大2日間の通常使用が可能なほか、20分で50%の充電が可能となっている。
外形寸法は77.50W×163.52H×8.35Dmmで、質量は201g。IP64の防塵・防水性能も搭載。カラーはブラック/ホワイトに加え、楽天モバイル限定でブルーの展開が行われる。
ブルーは8+128GBが税込56,900円、12+256GBが税込61,900円で販売されるが、他社から番号そのままの乗り換え、かつ「Rakuten最強プラン」に初めて申し込む場合は最大20,000ポイントの楽天ポイント還元が受けられる。

- Source: Nothing