背面カメラが3つとも48MPになる見通し

iPhone 17 Proシリーズ、8Kビデオ撮影が可能になる噂

Image:anatoliy_gleb/Shutterstock.com

現在アップルのiPhone 16シリーズでは、撮影可能な最大解像度は4Kにとどまっているが、今年秋に発売予定の「iPhone 17 Pro」モデルは、8Kビデオ撮影に対応する可能性があるとの噂が報じられている。

主に中国SNSのWeiboで活動するリーカー定焦数码(Fixed Focus Digital)氏は、8Kビデオが「ユーザーの手の届くところ」にあり、iPhone 17 Proは「楽しみな製品」だと述べた。同氏は「iPhone 16e」が正式発表される前に、正確に製品名を予測していた1人である。

2023年9月には、米9to5Macは「iPhone 16 Proで8Kビデオ撮影のテストが行われている」と報じたが、結果的に製品版には搭載されなかった。iPhone 16 Proのメインカメラや広角カメラは48MPであり、8K(約33MP)ビデオ撮影に十分な解像度を持つが、望遠カメラが12MPにとどまっていたことが、導入見送りの要因と推測されている。

しかし同レポートは、iPhone 17 Proに48MPの望遠カメラが搭載されれば、8Kビデオが本格導入される可能性があるとも示唆していた。実際、iPhone 17 Proシリーズでは望遠カメラが48MPに強化されると複数の情報源が主張している。背面3つのカメラすべてが48MPになることで、ついに8Kビデオ撮影が可能になる見通しである。

また先月、アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、「iPhone 17シリーズはビデオ撮影機能の改善に重点を置いている」 「9月に登場する新型iPhoneでは、これまで以上にビデオ撮影性能がアピールされるだろう」と述べていた。ただし、具体的な新機能については明かされていない。

さらに、iPhone 17 Proでは背面カメラのデザインが刷新されると見られている。「iPhone 17 Pro」および「iPhone 17 Pro Max」には、Google Pixelシリーズを思わせる横長のカメラバーが採用され、その左側にトリプルカメラが三角形に配置され、右側にはフラッシュ、マイク、LiDARセンサーが組み込まれると予想されている

この新たなデザインは、内部スペースに余裕を持たせることで、望遠カメラの強化や未発表の機能の搭載と深く関係しているのかもしれない。

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