超薄型で家具の下もスイスイ掃除
水拭きもメンテもお任せ! 薄型×全自動の“高コスパ”ロボット掃除機「T50 OMNI」レビュー【クーポンあり】

高いシェアと技術力を誇るロボット掃除機メーカーのエコバックス(Ecovacs)から、オンライン限定モデルの「DEEBOT T50 OMNI」が登場した。
本機は、81mmの薄型ボディに加えて、自動ゴミ収集機能からモップ自動洗浄・乾燥機能も備えたオールインワンモデルだ。実際の使い勝手はどうなのか、レポートしていきたい。
81mmの超薄型で家具の下もスイスイ掃除
まず驚くのがその薄さだ。一般的なロボット掃除機は本体上部にレーザー光によって測距を行うdToF LiDAR(detect Time of Flight/Light Detection And Ranging)モジュールを搭載しており、これによって部屋の間取りを計測している。
このdToF LiDARモジュールが突起物となって、どうしても高さができてしまう。そして突起が障害物となり、入り込めない場所が生じてしまうことがあった。

DEEBOT T50 OMNIはそのdToF LiDARモジュールを本体に内蔵したことで、本体の高さを81mmまで抑えることに成功した。95〜100mmほどの高さがある一般的なロボット掃除機と比べて薄型になったため、ソファやベッドなどの家具の下に入り込みやすくなっている。
本体前面には3D構造化ライトとRGBカメラを搭載しており、障害物をAIで認識して回避する「AIVI 3D 3.0」機能を備えている。家具だけでなく、からまりやすいコード類なども認識して避けてくれるので安心だ。


清掃設定は「吸引のみ」「水拭きのみ」「吸引と同時に水拭き」「吸引後に水拭き」の4種類、吸引力は「静音」「標準」「強力」「最大+」の4種類、水拭きの水量に至っては50段階から選べるようになっている。
吸引力を「最大+」に設定すると1万5000Pa(パスカル)ものパワフルさになる。音も大きくなるので夜間の使用はおすすめしにくいが、昼間や外出中にこれだけのパワーで掃除してくれるのはありがたい。清掃速度や清掃回数も選べるので、好みに合わせて細かくカスタマイズできる。

自動伸縮する「TruEdge 2.0」で隅々まで徹底的に掃除
掃除を開始してみると、興味を引かれるのがモッププレートの動きだ。DEEBOT T50 OMNIは壁際や部屋の隅などにもブラシやモップが届きやすい「TruEdge 2.0」を採用している。
その内容は、壁際や部屋の隅に近付くと自動的に伸びる「伸縮性サイドブラシ」に加えて、モップが壁際から家具の下まで届く「連続可変型モッププレート」の2つだ。

掃除中のサイドブラシの動きは見えにくいが、モッププレートは壁際や部屋の隅だけでなく、通常の清掃中にも左右に大きく動いているのが分かる。回転に加えて左右にも動くことで、よりゴシゴシと床を拭いているのだろう。キッチン下収納の扉の下にもしっかりと入り込んでおり、とても頼もしく感じる。
カメラは汚れ検知にも活用されている。床の汚れをAIが検知すると、自動的に再度モップがけを行う「インテリジェントディープモッピング」機能が備わっている。
ちなみに障害物をAIで認識して回避するAIVI 3D 3.0や、サイドブラシとモップを伸縮させるTruEdge 2.0機能(アプリ上では「アダプティブエッジクリーニング」と表記)、インテリジェントディープモッピング機能は、アプリでオフにもできる。あえてオフにする必要はないが、ここまで細かくカスタマイズできるのもエコバックスならではと言える。

掃除機の悩みの一つとして、髪の毛やペットの毛などがからまることが挙げられるが、そこにも対策がとられている。DEEBOT T50 OMNIは、45°の「V字型ブラシ」で持ち上げた髪の毛を「V字スパイラルブラシ」によって中央に集め、「V字コームアレイ」でからまりをほぐす「ZeroTangle 2.0テクノロジー」を採用している。
そのため、髪の毛やペットの毛がからまりにくい。ブラシもワンタッチで取り外せるようになっているが、そもそも毛がからまりにくいのでメンテナンスも最小限で済む。


アプリのマップ編集機能を使うことで、ペットのエサや水を置く場所や子どものプレイヤードなど、掃除してほしくない場所を「立ち入り禁止区域」に設定したり、畳の部屋を「モップなし」に設定したりできる。
毛足の長いカーペットやラグを敷いている場所は立ち入り禁止区域にするなど、家庭環境に合わせて設定すると良さそうだ。なお本機には、カーペットを認識すると自動的にモップを9mm上昇させる「自動リフトモッピング」機能も備えている。

OMNIステーションによってメンテナンスがほぼ不要に
ロボット掃除機を導入するのにあたって最初に気になるのが清掃力だが、重要なのはそれだけではない。特に吸引掃除だけでなく水拭き掃除も行うのであれば、重視したいのが「メンテナンス性」だろう。DEEBOT T50 OMNIの「OMNIステーション」は、その点もかなり優れている。
清掃後には本体内のダストケースにたまったゴミをOMNIステーションの紙パックに収集し、モップを約75℃の温水で洗浄、約45℃の温風で乾燥まで自動で行ってくれる。ユーザーが行うメンテナンスは、紙パックが一杯になったら捨てて交換すること、給水タンクへの給水、排水タンクにたまった汚水を捨てるくらいだ。



「水拭き掃除は1週間に1回程度でいい」と考えている人もいるかもしれないが、一度体験してみると「毎日水拭き掃除した方が快適」と宗旨替えするのではないかと思う。それくらい、水拭き掃除をした後は床がすっきりとしていて気持ちよく感じた。
コスパに優れる“オールインワン”ロボット掃除機
DEEBOT T50 OMNIは、上位モデルの「DEEBOT T50 PRO OMNI」(実勢価格15万9800円)と違って、洗剤自動投入機能やカメラ/マイクを使ったリアルタイムビデオ通話機能を搭載していないオンライン限定モデルだ。重要な機能に絞った分、コストパフォーマンスに優れているのが魅力だ。

エントリータイプのロボット掃除機には、モップパッドを手動で取り付けることで、吸引掃除と水拭き掃除を同時に行える製品もある。だが、そういった製品はモップを洗浄して乾かす手間がかかるだけでなく、汚れたモップに触れて取り外す必要も生じる。取り付けたままだと雑菌が繁殖して臭くなってしまうため、なるべく早く処置する必要もある。
水拭き掃除もしたいというのであれば、圧倒的にDEEBOT T50 OMNIのようなオールインワンタイプがおすすめだ。共働きで家事をする時間がなかなか取れないという家庭にぴったりの製品ではないだろうか。
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(提供:エコバックスジャパン株式会社)