「LG PuriCare AeroCatTower」
LG、“キャットタワー搭載”空気清浄機。温熱シート搭載、猫の体重も計測できる

LGエレクトロニクス・ジャパンは、猫オーナー向けに開発した空気清浄機「LG PuriCare AeroCatTower」を発表。5月に想定98,000円前後(税込)での販売を予定する。
空気清浄機にキャットタワーを組み合わせつつ、猫の健康管理機能も組み込んだという製品。3月26日からGREEN FUNDINGにて先行支援受付も実施し、最安約39%の59,900円(税込)から販売を行う。
猫を飼うユーザーが日本で増えているなか、猫にとって快適な空間を作るためには、さまざまなアイテムが必要であることに着目して開発したという空気清浄機。さまざまな悩みを解決するべく、猫の抜け毛やトイレのニオイなどの問題、猫が空気清浄機の上に乗ってボタンが押されてしまうというフィードバック、運動不足による猫の肥満対策などに対処したという。
そのため、電源ボタンや風量ボタンをシート底面前方に配置することで、猫が誤って押すことがないように配慮。ケーブルには噛みつき防止用のコーティングを施している。


本体上部には猫がくつろげるドーム型の温熱シートを搭載。温度は低温(34度前後)と高温(39度)から選ぶことができ、猫の成長過程や好みに合わせて設定できる。シートは常に温めるだけでなく、猫が乗っているときだけ作動させることも可能。
温熱シートに猫が乗った際には、猫の体重や休息時間を記録することができる。アプリから登録したペットの体重の推移をグラフ(日/週/月/年単位で切り替え可能)で確認する機能も搭載。急激に体重が増減したり、肥満のリスクを感知したりした場合の通知にも対応する。アプリに登録できるのは4頭まで。

空気清浄機としては、3層フィルター(プレフィルター/HEPAフィルター/光触媒フィルター)によって、ペット由来のアレル物質とホコリを99%、タバコ臭とアセトアルデヒドを95%除去する。360度の全方向から汚れた空気を吸引し、上部から空気を送り出す仕組みとなっている。
プレフィルターを取り外すことで、フィルターについた猫の抜け毛も簡単に手入れできるように配慮。空気中に舞うペットの抜け毛については97.1%、ペット由来のアレル物質は99.9%、花粉は99.1%除去できるとしている。適用床面積は29.6平方メートル。

音に敏感な猫のために、猫の動きに合わせて自動で風量を調整するペットモードを調整。シートの上に乗っている際はスリープモードの風量で静かに運転し、離れた際にはターボモードに切り替わる。ターボモードでは、周りのペットの抜け毛を97%集塵できるとのこと。UV LEDを使用したUVnanoテクノロジーにより、内部のファンを99.9%除去するメンテナンス機能を備えている。

温熱シートの耐荷重は15kg。本体の高さは800mで、ソファや座椅子などに座った際、オーナーと目線が合いやすい高さに設計したという。足の短い猫や高齢の猫が温熱シートに上り下りしやすいよう、着脱可能なキャットステップも用意。温熱シートのクッションは取り外して手洗いが可能となっている。