現行iPhoneをダイナミックアイランドに統一?

次期「iPhone SE 4」、ノッチではなくダイナミックアイランドを採用か

Image:umitc/Shutterstock.com

新型iPhone SEがまもなく発売されるとの噂が広く流れているなか、著名リーカーEvan Blass氏が事実だとしつつ「ダイナミックアイランドが搭載される」と主張している。

Blass氏はXの非公開投稿にて、次期iPad Airや第11世代iPad、第4世代iPhone SEに言及するソースコードらしきものをシェアした。それに続き、3つの新型iPadモデルに加えてiPhone SE 4らしき画像を投稿している。

その画面上部には、うっすらと楕円状スペースが浮かび上がっている。以前のFace ID搭載iPhoneにあったノッチ(切り欠き)ではなく、iPhone 14 Pro以降に導入されたダイナミックアイランドである。

Image:Evan Blass/X

わざわざBlass氏は「ダイナミックアイランドを強調するため電話の色を補正した」と述べており、何を意味するかは疑いをはさむ余地がない。

iPhone SE 4の画面については、液晶から有機ELになりつつも、コストダウンのためにiPhone 14(およびiPhone 13)標準モデルと同じ材料セットになると報じられていた。そのためノッチも引き継ぐとの見方もあったが、あくまで「材料セット」を流用するだけであれば、ダイナミックアイランドの可能性は排除されないだろう。

ダイナミックアイランドは自撮りカメラとFace IDセンサーを囲むスペース(それぞれの視界を確保するために穴が開いている)だが、システム通知や各アプリのミニ操作パネルにもなり、iPhoneの操作性を向上させている。今回の情報に先立ち、別のリーカーもiPhone SE 4はダイナミックアイランドだと主張していた

すでにiPhone SE 4に関しては、多くの噂話が寄せられている。iPhone 14またはiPhone 16と同様のデザインとなり、6.1インチ画面とFace ID、USBーCポート、48MPの背面カメラ1つ。Apple Intelligence対応のためA17 Proや8GB RAMを搭載、そして(コストダウンと省電力のため)初のアップル独自設計5Gモデムを使うといったところだ。

その発売時期は、一時は1月との予想もあったが、現在では3~4月説が有力だ。BloombergのMark Gurman記者は「驚くほど多くの米国店舗で、iPhone SE(第3世代)の在庫が全く残っていない」として、新しいモデルが来るという確かな兆候だと述べている

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