プロセッサーは「Exynos 2400e」

サムスン、8万円切りの“フラッグシップエントリー”スマホ「Galaxy S24 FE」

編集部:平山洸太

「Galaxy S24 FE」

サムスン電子ジャパンは、 “Galaxy S24シリーズ” のSIMフリースマートフォン「Galaxy S24 FE」を国内発表した。同社オンラインストアにおける販売価格は79,800円(税込)。カラーはブルー、グラファイト、グレー、ミントの4色(ミントは同社オンラインストア限定)。

Galaxyのラインナップにおいてフラグシップに位置づけられるGalaxy S24シリーズの新製品ながらも、手に取りやすいを目指したという、“フラッグシップエントリー”モデル。価格を抑えながらも高いパフォーマンスを追求したとしており、「Galaxy AI」の各種機能にも対応している。

ディスプレイは約6.7インチの有機EL(Dynamic AMOLED 2X)を採用。解像度はFHD+、リフレッシュレートは最大120Hzとなる。アウトカメラは3眼構成で、約1,200万画素の超広角、約5,000万画素の広角、約800万画素の望遠を搭載。また、インカメラは約1,000万画素。

ディスプレイサイズは約6.7インチ

プロセッサーには自社開発の「Exynos 2400e」を搭載し、メモリ容量は8GB、ストレージ容量は128GB。ベイパーチャンバーを搭載することで冷却性能も追求しており、ゲーミングにおいてピーク性能を長時間維持できるとする。バッテリー容量は4,700mAhで、充電端子はUSB Type-C。

主に写真や動画を中心に、各種AI機能を搭載する。AIアルゴリズムで “鮮やかで繊細な質感” を再現するという「ProVisual engine」をFEシリーズとして初対応。また、AI画像信号処理(ISP)により低照度性能を向上させて、美しい夜景写真を撮影できるとのこと。AIによってデジタルズームにおける画質も高められている。

そのほかAI機能として、被写体を移動させたり消したり等できる「生成AI編集」、人物の顔を3Dアニメやスケッチ風などに変換する「ポートレートスタジオ」、写真にあった編集方法を提案する「AI編集サジェスト」などを搭載。かこって検索、アルタイム通訳、メモやチャットの要約やタイプミスの修正などが行える機能なども備える。

「生成AI編集」のイメージ

外形寸法は約77W×162H×8.0Dmmで、質量は約213g。防水防塵はIP68。OSはAndroid 14で、7世代のOSアップグレードと7年間のセキュリティアップデートがサポートされる。またGalaxyシリーズならではの特徴として、データ移行アプリ「Smart Switch」を使うことで、iOSからでもLINEのトーク履歴を全期間移行できることもアピールしている。

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