プロジェクターなどをポータブル電源で駆動
EcoFlowのポータブル電源が“移動式シネマ・サウナバス” 「JOURNEY」に採用
EcoFlow Technology Japanは、THE PANESEがサービス開始する “移動式シネマ・サウナバス” 「JOURNEY(ジャーニー)」に、同社のポータブル電源等が採用されたことをアナウンスした。
JOURNEYは、“移動式シネマ・サウナバス” という名前の通り、シアタールームとサウナルームを搭載したバス。THE PANESEによると、「サウナが好きで、焚き火の後に映画を観たり良い音を聴いたりしたい」という想いから企画し、構想から2年弱をかけて完成させたという。
バスの主な展開として、旅館や宿泊施設、そしてキャンプ場などのアウトドア分野とコラボレーションしたイベントでの使用を考えているという。イベントでは料理人やアーティストなど、その地域柄を感じられるようなものを組み合わせるとのこと。
バスの電力供給用として、EcoFlowのポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro」が3基搭載。この電力でルーム内の照明やエアコン、超単焦点プロジェクター(Aladdin Marca)、スピーカー(Taguchiスピーカー)などを駆動する。またポップコーンマシンも車内に置いてあり、こちらもポータブル電源で駆動しているとのこと。
ポータブル電源をバスの電力に採用した理由について、THE PANESE代表取締役の南天貴氏は、エンジンを付けていると騒音が映画鑑賞の妨げになると説明。また映画館にできるだけ近づけるべく、椅子などにもこだわったそうだ。
加えて、運転手用にEcoFlowのポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 2」も設置。車のオルタネーターを使用してポータブル電源を最大800Wで充電できる「EcoFlow Alternator Charger」も組み込まれている。
ちなみに、EcoFlow DELTA Proの容量は3,600Whのため、3基使用すると合計108,00Whとなる。先行して実施したイベントの実績として、7時間はポータブル電源で駆動できているとのことだ。
またサウナについては、内装に小国杉を使用。薪ストーブ式のサウナとなっているため、サウナ内で使用する電力は照明のみとなる。
なお、バスの後方が銀色に塗装されている理由は、旅にちなんでスーツケースを意識しているとのこと。発表会では関係者が車体にステッカーを貼りつけるセレモニーも行われた。