月額約3万円
OpenAI、月額200ドルの研究者向けプラン「ChatGPT Pro」を開始
OpenAIは、新たな月額プラン「ChatGPT Pro」を設置し、月額200ドルからの料金で提供を開始した。このプランは「研究者、技術者、その他学術研究グレードのインテリジェンスを毎日使用する個人」を対象としている。
月額200ドルという価格設定は、既存のChatGPTの上位プランである「Plus」が月額20ドルであることを考えると、とにかく高額(約3万円)だという印象しかない。とはいえ、ProプランがChatGPTだけでなく、o1、o1-mini、GPT-4o、Advanced Voiceなど、OpenAIのほとんどの製品に無制限のアクセスを提供する使い放題プランだと考えれば、まあそれぐらいはするだろうと納得もできるのではないだろうか(ちなみにChatGPT PlusはGPT-4oでは3時間あたり80メッセージまで、GPT-4では3時間あたり40メッセージまでという制限があり、Advanced Voiceにも制限時間がある)。
さらに、OpenAIの説明によれば、ChatGPT Proプラン加入者は「o1をProモードで」使えると述べている。このモードでは、通常よりも多くの計算リソースを使い、より難しいと考えられる問題に対し選りすぐれた回答を提供できるとのことだ。OpenAI社内でのベンチマークに依れば、o1 Proの」精度は数学、科学、コーディングタスクで通常のo1モデルよりも若干優れたパフォーマンスを示しているという。なお、OpenAIはProプランでは「今後、さらに計算負荷の高い生産性機能を追加してく」と述べている。
OpenAIはChatGPTユーザーに対し、将来的にウェブブラウジングとファイルアップロードのサポートを提供する計画だとしたが、サム・アルトマンCEOは、今回の発表では、これらの機能がいつごろ提供開始されるかについて明確にはしなかった。
- Source: Tiber Blaho(X)
- via: The Verge PCMag Engadget