タブレットや一体型PCも登場
NEC、ポインティングデバイス搭載のAI PC「LAVIE NEXTREME」など“2024年秋冬”4モデル発表
NEC パーソナルコンピュータは、2024年秋冬モデルの個人向けパソコンとして、ノートPCや一体型デスクトップPCなど計4モデルを発表。11月下旬より順次発売する。店頭モデルのラインナップおよび想定価格(税込)、出荷開始日は以下の通り。なお、いずれも直販ストアNEC Directでも販売を行う。
・ノートPC「LAVIE NEXTREME」263,780円前後/12月5日
・ノートPC「LAVIE N13 Slim」181,280円前後から/11月21日
・一体型デスクトップPC「LAVIE A23」230,780円前後から/11月21日
・Androidタブレット「LAVIE Tab T11」65,780円前後/12月12日
LAVIE NEXTREME
Copilot+PC対応のノートPCとして、プロセッサーにNPU搭載の「AMD Ryzen AI 7 PRO 360」を採用したモデル。MIL規格準拠のテストを実施したアルミ筐体を採用し、ディスプレイには14型ワイドのIPS液晶を搭載する。ディスプレイはsRGBを100%カバーし、解像度はWUXGA(1920×1200)、アスペクト比は16:10。メモリは32GB、ストレージは約512GB SSD。
キーボードにはポインティングデバイスも搭載。またキーボードは打ち心地を追求しており、キーを完全に押し込むまでの力のかかり方がゆるやかな、ソフトランディング設計を採用する。キーピッチは19.1mm、キーストロークは1.6mm。キーの上下部品固定部を金属から樹脂に変更することで、打鍵音の静音設計も行っている。
スピーカーは2W×2となり、上向きに設置していることが特徴。Dolby Atmosもサポートする。マイクについては複数人の会議でも声をひろえるという360度マイクで、掃除機などの生活音を抑えるというエコー・ノイズ設計となる。とっさにマイクのミュートや画面キャプチャーなどが可能なOne touch Keyもキーボードに搭載する。
バッテリー持ちは約23.3時間(アイドル時)/約11.7時間(動画再生時)。独自のバッテリー長持ち機能「ロングバッテリーモード with スケジュールAI」を搭載し、実際の駆動時間を延ばしたという。具体的には、その日の予定終了までのバッテリー残量をAIが予測し、自動でバックグラウンド処理等を抑制するそうだ。ほか、接続面ではWi-Fi 7に対応する。
LAVIE N13 Slim
軽量・薄型を追求した13.3型のノートPCで。現行モデル「LAVIE N14 Slim」と「LAVIE N13 Slim」を統合し、「サイズも機能もちょうどいいシン・スマートモバイル」を実現したとしている。カラーはライトシルバーとポーラーブルーの2色。質量は1,175gで、MIL規格準拠のテストを実施したアルミ製の筐体を採用する。
ディスプレイの解像度はWUXGA(1920×1200)で、アスペクト比16:10のIPS液晶を採用。2つのスペック構成が用意され、プロセッサーとストレージはAMD Ryzen 7 7735HS/約512GB SSD、AMD Ryzen 5 7535HS/約256GB SSDとなる。メモリはどちらも16GB。ACアダプターも携帯性を追求し、コンパクトなものを採用している。バッテリー駆動時間は約19.7時間で、LAVIE NEXTREMEと同様の新ロングバッテリーモードを備える。
LAVIE A23
23.8型ワイドディスプレイとPC本体が一体になっている、オールインワンデスクトップPC。ディスプレイはIPS液晶、解像度はフルHD(1920×1080)となる。DVDスーパーマルチドライブを搭載するほか、オーディオにはYAMAHAのサウンドシステムを採用。なお、NEC DirectではBDドライブも選択可能だ。
プロセッサーは、第13世代のインテル「Core i7-1355U」もしくは「Core i5-1335U」。ストレージは約512GB SSD、メモリは16GBを搭載している。3台までのマルチ接続に対応するワイヤレスキーボードが付属。キーボードは2.0mmストロークでしっかりとした打鍵感を追求したほか、LAVIE AI PlusキーおよびCopilotキーを備える。
LAVIE Tab T11
高性能を追求したという、11.45型のAndroidタブレット。ディスプレイの解像度は2000×1200で、90Hzのリフレッシュレートに対応する。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 685、メモリは8GB、ストレージは約256GB SSD。Quadスピーカーを搭載し、Dolby Atmosもサポートしている。
NFC(Type-A, B)に対応しているため、電子決済やマイナンバーカードの読み取りにも対応。オプションとして、タブレットカバーやワイヤレスキーボード、ガラス保護フィルムを用意する。また、別売のスタイラスペン「デジタルペン 3」を使用することで、4096段階の筆圧に対応したペン入力が行える。
- Source: LAVIE