定格出力は2200W

BLUETTI、EVグレードのバッテリーを採用した2kWh級ポータブル電源「Elite200V2」

編集部:平山洸太

「Elite200V2」(Image:BLUETTI)

BLUETTIは、2kWhクラスのポータブル電源「Elite200V2」を11月下旬から12月上旬に発売する。価格は249,800円(税込)。すでに予約開始しており、早期セールとして12月3日までは149,800円(税込)で購入できる。なお、同社公式サイトでは「PRELITE200V2」、Amazonでは「ELITE200V2」のクーポンコード入力により、さらに5%値引きされる。

容量2,073.6Wh、定格出力2200Wのポータブル電源。既存モデル「AC200P」の後継機種という扱いで、すべての機能をブラッシュアップしつつ、12%の軽量化を実現したモデルだと説明している。

バッテリーには、電気自動車(EV)グレードのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。6000サイクルの寿命により、毎日使っても17年間の寿命を実現したという。また、33種類以上のバッテリーテストにより、パフォーマンスと安定性も確保している。

使用イメージ(Image:BLUETTI)

電力リフト機能を搭載し、3300Wの出力にも対応可能。電力リフト機能とは、電化製品の出力を抑制して定格電圧を下げることで、幅広く家電を使えるようにする機能となる。また、停電時に瞬間的に自動給電できるUPS機能も備える。

独自のバッテリー管理システム「BLUETOPUS AI-BMS」を搭載し、バッテリーの過熱を防ぐなどの自動制御が可能。さらにマルチチップ保護により、始動時に高負荷となる車載用冷蔵機などとの接続、高電圧のソーラーパネルとの接続などを行っても、損傷しないという。

動作電圧は16dB、アイドル時の自己消費電力は10W未満となっている。本体は耐火性、耐衝撃性を確保。外形寸法は350×250×323.6mm、質量は24.2kgとなる。Wi-FiとBluetoothをサポートし、スマートフォンアプリからのコントロールにも対応。5年のメーカー保証を付帯する。

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