全株式の約93%を取得
「VAIO」をノジマが子会社化
VAIO株式会社は、同社発行済株式の約93%を株式会社ノジマが取得したことを発表した。株式譲渡契約で定められた経営権の移行手続きが完了次第、VAIOはノジマの子会社となる。
VAIOは2014年にソニー株式会社からPC事業を継承して独立し、今年で10周年となる。ノジマのグループ会社となった後も「VAIOの独立性は尊重」されており、「社名、代表取締役・経営執行陣、事業運営方針、お客様との関係およびブランド商標に変更」はないとしている。
具体的にノジマは、VAIOの発行済み株式数の約1.6%に相当する5,000株を取得。加えて、VAIO株式を約91.4%を保有するVJHD3の全株式を取得することで、直接または間接的に約93%を保有することになる。ノジマは子会社化の理由について、「両者の顧客基盤を活用した双方の事業機会の創出・拡大」を説明。「それぞれの強みを生かしてグループシナジーを発揮することにより、純国産PCメーカーとしてVAIOの魅力」を国内外のユーザーに提供するとしている。
- Source: VAIO Nojima(PDF)