100台限定で販売

EcoFlow、市場連動型電気の“安い時間に自動充電”するポータブル電源を実証販売。Looop、Yanekaraと3社共同

編集部:平山洸太

Looop、EcoFlow Technology Japan、Yanekaraの3社は、市場連動型充放電サービス「YanePort」と連携したポータブル電源を100台限定で実証販売する。提供エリアは沖縄と離島を除く全国。価格は143,000円(税込)、連携における利用料金は無料。

Looopが提供する市場連動型電気料金プラン「スマートタイプONE(電灯)」の電気価格が安い時間帯に充電し、電気価格が高くなる時間帯にはポータブル電源から放電するように自動制御することで、電気代を抑えることができるという取り組み。

販売されるポータブル電源はEcoFlowの「DELTA 2」。YanekaraのECサイトから販売が行われ、サービスの利用にはLooopの「スマートタイプONE(電灯)」の契約が必要となる。サービス提供期間は購入から5年間。

本取り組みで販売される「DELTA 2」

本取り組みにより、ポータブル電源をアウトドアや非常時だけでなく、日常的に利用することで最大限に活用できるとしている。また、自動的にポータブル電源を日常的に充放電制御するため、長時間の保管で発生するおそれのある過放電を防止し、安定した性能を維持するとのこと。

なお、もちろん通常のポータブル電源のように使用することが可能。キャンプや車中泊、バーベーキューといった電源の確保が難しい環境であっても、スマートフォンの充電や電動調理器具などの電力供給源として使用できる。

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