価格もなるだけお手頃に

ポラール、軽量53g&高機能を追求したスマートウォッチ「Vantage M3」。有機EL採用でマップが見やすく

編集部:平山洸太

「Polar Vantage M3」

ポラール エレクトロ ジャパンは、スマートウォッチ「Polar Vantage M3」を10月30日(水)に発売する。価格は69,300円(税込)。カラーはナイトブラックとゴールド・グレージュの2色。

左がナイトブラック、右がゴールド・グレージュ

Mシリーズの最新モデルとして「コンパクトな実力派」をコンセプトに、機能を充実させたというマルチスポーツウォッチ。ユーザーからのニーズの強い、デザイン性、入手しやすい価格、軽いながらもしっかりとした機能の3点を追求したという。

ケースサイズは43mmで、ディスプレイは従来の液晶ディスプレイ(MIP)から有機ELに変更。カバーガラスには傷に強いゴリラガラス3を採用する。ウォッチフェイスのカスタマイズにも対応するほか、各機能をワンタッチでチェックできるウィジェット機能も利用できる。

左が従来のPolar Vantage M2

また、本体の厚みは18mm、バンドを含めた質量は約53gとなる。バンドについても汎用タイプを採用しており、幅は22mm。交換用バンド(ナイトブラック/ゴールド・グレージ)も6,380円(税込)で用意する。本体スペックについては、プロセッサーのクロック周波数が275MHz、ストレージが32GB、メモリが37MB。

最上位モデル「Grit X2 Pro」と同じ、第4世代のセンサー「Polar Elixir」を採用。心拍計測だけでなく、夜間の皮膚温度、血中酸素レベルの計測もサポートする。血中酸素レベルの精度の高さも特徴としており、誤差はパルスオキシメーターの基準である4%よりも小さい2.67%に抑えたとアピール。睡眠分析機能、女性の生理周期の計測にも対応する。

最新世代のセンサーを搭載

バッテリー容量は310mAhで、スマートウォッチモードの場合最大7日間の利用が可能。上位機種の10日間よりは短いものの、それに次ぐ長時間の利用ができるとする。パフォーマンストレーニングモードでは最大30時間、省電力トレーニングモードでは最大70時間の連続使用が可能。充電は専用ケーブルをマグネットで取り付けるかたちで、ケーブルの端子はUSB Type-Cとなる。またバッテリーを交換できる設計としており、劣化した場合はサポートを通して交換することができる(従来モデルは本体ごと交換)。

ほか、高精度のデュアルバンドGPSを搭載。komootとStravaのサービスでは、ターンバイターン方式のルートガイダンス機能も利用できる。フルカラーで全世界の地図をダウンロードするオフラインマップに対応。プランしたルートと実際のルートが合っているかを赤と青のラインで表示するプランルート&ブラッドクラムトレイル機能、スポーツやトレーニングに活用できる昇降速度や平均登坂速度(VAM)の計測機能もサポートする。

有機ELディスプレイを採用したことで、カラーで鮮やかに表示できるようになった

関連キーワード: