新カラーバリエーションも展開

Amazon、“本物の紙のような書き心地”目指した新「Kindle Scribe」。12月発売

編集部:成藤正宣

Image:Amazon

Amazonは、手書き入力対応の電子書籍リーダー「Kindle Scribe」2024年モデルを、12月4日(水)に発売する。内蔵ストレージ容量は16GB/32GB/64GBの3種類をラインナップし、価格は16GBモデルが56,980円(税込)~。

2022年に発売された前モデルと同様、光の反射を抑えた解像度300ppiの10.2インチディスプレイを搭載し、明るい日差しの中でも紙のような読み心地を追求。その一方で外観については、ディスプレイをホワイトのベゼルで囲む“Note Design”へと刷新し、ノートのような書き心地を目指したという。

デザイン変更で書き心地も紙のノートに近づけたという(Image:Amazon)

アップデートを施したという専用プレミアムペンは、セットアップやペアリング、充電不要で利用可能。消しゴムやハイライト機能などを割り当てられるショートカットボタンも引き続き搭載する。

また新機能として、一部の電子書籍の文中に直接メモを書き込める「Active Canvas」を搭載。これにより、読書だけでなく本物の紙のような書き心地を提供するとアピールしている。

同機能では、対応するKindle本の文中にペンで書き込み始めると、自動でメモ用のスペースが生成され、テキストに紐づいたメモを残すことができる。なお本機能は、縦書きの書籍や漫画など固定レイアウトの書籍には非対応とのこと。

カラーバリエーションは、16GB/32GBモデルがタングステンの1色、64GBがタングステン/メタリックジェードの2色展開。連続使用時間は、読書のみの場合で最大12週間(明るさ13、ワイヤレス接続オフ、1日30分使用で換算)。外形寸法は196W×230H×5.7Dmm(ゴム足除く)、質量は433g。

64GBのみ「メタリックジェード」カラーも展開(Image:Amazon)

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