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ロボタクシーの運行を男らが阻み、乗客女性に嫌がらせする動画が拡散

Image:marleyPug / Shutterstock.com

先週土曜日、サンフランシスコの路上でWaymoのロボタクシーが男2人に停車させられ、中にいた女性乗客が電話番号を聞かれるなどの嫌がらせを受ける事案が発生した。

サンフランシスコで技術者として働くこの女性は、ことの様子を捉えた動画をX(Twitter)に投稿し、「サンフランシスコの女性に警告。私はWaymoが大好きですが、これは怖かったです。2人の男性が私の車の前で止まり、電話番号を教えるよう要求しました。車は路上で止まってしまい、私は立ち往生してしまいました。幸いにもそれは数分で終わりましたが…女性の皆さんはこのことに注意してください」と述べた。

女性は地元紙The San Francisco Standardに対し「彼は車が完全に止まるように車の前に立っていた」と述べ「最初は、男が何をしようとしているのか分からず、少し怖かった」と付け加えた。なお、動画に映る男は撮影開始の1分ほど前からWaymoの行く手を阻んでいたそうだ。

動画には、「道を空けて!どいて!」と女性が男に叫ぶ様子が含まれている。また付近にはブロートーチ(小型のガスバーナー)を持って歩いている男も見えたとのことで、もし男が仲間を引き連れて戻ってきたらと心配になったという。

この問題は、女性が一人で乗る場合の自動運転車の安全性について、SNS上で議論を巻き起こした。ある女性Xユーザーは「控えめに言ってもこれは不気味」だと述べ、別のユーザーは「このようなことは受け入れられない。このような問題に対し、どのような場所でも有効な、制御メカニズムを考え出す必要がある」と意見した。

なかには「クラクションを鳴らしたら」との意見もあったが、男を不用意に刺激し予想外の行動をとられる可能性を考えると、それはしない方が良さそうに思える。

動画を確認する限り、男らには女性に危害を加えそうな雰囲気はなさそうだが、それでも会話が噛み合わないなど、不安を覚えさせる雰囲気は十分に感じられる。もし車内に侵入されかけたらと考えると、女性が恐怖するのももっともだ。

女性は、今回の問題に対し、Waymoの担当者が車内サポート機能を通じ連絡を受け、女性に電話かけて対応してくれたとし、その後もフォローアップの電話を受けたと感謝を述べている。そして、また(Waymoを)利用するかもしれないが、一人での利用には注意すると述べている。

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