価格も膨れ上がりそう

NVIDIA次世代GPU「RTX 5090」は32GBメモリー、供給電源は600Wが必要との噂

Image:Michael Vi / Shutterstock

NVIDIAが開発しているゲーマー向けGPUの次世代フラッグシップGeForce RTX 5090、RTX 5080 の仕様をハードウェア リーカーとして知られるKopite7kimiによって伝えられた。

Kopite7kimiによると、RTX 5090には21760基のCUDAコアと、32GBの512bit GDDR7 メモリーが搭載され、大幅なパフォーマンス向上が見込まれるとのこと。ただし必要な電源容量も増加し、600W(GPU単体かシステム全体かは不明)にのぼるという。これは現行モデルRTX 4090の450Wに比べ1.5倍もの電力消費だ。

リーカーはRTX 5080の仕様についても伝えており、こちらは10752基のCUDAコアに16GB 256bit GDDR7 メモリーを搭載し、400Wの電力が必要になるとのことだ。

Kopite7kimiといえば、これまでにRTX 3090 / 3080の仕様から、RTX 4070 / RTX 4080 Super カードの発売日、12GBメモリー版RTX 4080がRTX 4070 Tiに改名して復活すること、RTX 4090の必要電力が450Wであることなどの情報を事前に発信し、その信頼度について実績を高く積み上げてきた人物だ。

だからといって、今回も完璧に情報が正しいかどうかは、NVIDIAが正式発表するまではわからない。だが、RTX 5090 GPUを自分の、もしくは他のだれかのPC用に購入する計画がある様な場合、どの程度の性能になるかを予測したり、どの程度の電源ユニットがシステムに必要になるか見積もるのに良い資料となりそうだ。

なお、Kopite7kimiはRTX 50シリーズの発売時期などに関しては触れていないが、The Vergeは、NVIDIAの内情に詳しい情報筋の話として、年明け2025年1月の「CES 2025」で詳しい発表があるかしれないと伝えている。

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