M4シリーズ搭載にアップグレード
アップル、次期Mac miniはM4 / M4 Pro搭載。Apple TVと同サイズの小型化か?
次期「Mac mini」は今年後半に発売されるとうわさされているが、この新しいMac miniには過去10年間で最も大幅な設計変更が行われ、筐体の材質はアルミニウムを引き続き使用するものの、Apple TVに近いサイズになる模様だ。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、アップルは背面に電源端子とHDMI出力端子のほか「少なくとも3つのUSB端子」を備える次期Mac miniのデザインをテストしているとのこと。また、2023年に発売された現在のMac miniにはApple M2 / M2 Proプロセッサーが搭載されているが、次期Mac miniには、最新のiPad ProでデビューしたApple M4が採用されるようだ。
アップルは2023年に発表したMac MiniのCPUに、M2チップおよびM2 Proを採用している。ガーマン氏は、アップルが次期ラインナップでも2モデルによるアプローチを継続し、新しいMac miniもM4およびM4 Proを採用すると述べている。
なおBloombergは、アップルが今月中にM4チップ搭載モデルの出荷を準備しているが、メモリー容量が大きくより強力なグラフィックス性能を持つM4 Pro搭載Mac Miniは10月までまで消費者向けに提供されないと報じている。
アップルは今後1年のうちに、MacのラインナップをすべてM4シリーズ搭載にアップグレードする予定だとしている。そのうち今年新モデルになるのは、Mac mini、iMac、MacBook Proで、2025年にはMac Pro、Mac Studio、MacBook AirがM4チップを搭載するようになるとのことだ。