もはや謎は何ひとつ残っていない?

Pixel 9シリーズ、全モデルのスペックが判明?Gemini Advancedが1年無料で使える可能性

Image:Google

Googleは新製品発表イベント「Made by Google」を約3週間後に控えているが、リークを先回りするように次期「Pixel 9」シリーズの一部情報やビジュアルを発表済みだ

だが、その意図を見越したかのように、さらなる情報が流出した。信頼性の高いリーカーのOnleaks氏が、Googleの公式マーケティング資料と称するものをインドメディア91mobilesに提供した形である。

つい先日も、折りたたみデバイス「Pixel 9 Pro Fold」を含む全モデルの画面アスペクト比が公開されていたが、今回はスペックや機能、搭載AIまでも紹介しており、新デバイスにつき謎は何も残っていない印象だ。

まず、全モデルとも「Tensor G4チップ」を搭載。そして標準モデル「Pixel 9」は画面サイズ6.3インチで12GBのRAM、「Pixel 9 Pro」は6.3インチ画面、「Pixel 9 Pro XL」は6.8インチで共に16GBのRAMを搭載するとのこと。

Image:@Onleaks/91mobiles

またPixel 9 Pro Foldは折りたたみ時のカバーディスプレイ(外側画面)は6.3インチ、折りたたみ画面のサイズは8インチで、16GBのRAMを搭載するという。これらはXDAフォーラムに登場した写真の情報とも一致している。

次にカメラのスペックは、Pixel 9の自撮りカメラは10.5MP、背面は広角カメラ(メインカメラ)が50MP、超広角カメラが48MPのデュアルカメラとのこと。

かたやPixel 9 Pro/Pro XLは42MPの自撮りカメラ、背面50MPの広角カメラ、48MPの超広角カメラ、48MPの望遠カメラを搭載。最後にPixel 9 Pro Foldは、自撮りカメラが10MP、広角カメラ48MP、超広角カメラが10.5MPで望遠レンズが10.8MPだという。

さらにPixel 9シリーズ全モデルはAIアシスタントGeminiと「Circlet to Search」(かこんで検索)に加えて、スクリーンショットを検索できる「Pixel Screenshots」も備えているとのこと。「イベントや場所など、後で思い出したい情報を保存する」との説明もある。本機能は、以前からそれを示す画像がネット上に登場していた

Image:@Onleaks/91mobiles

ほか、全モデルに近くで起こった火事や洪水などの警告を発する「緊急SOS」、7年間のセキュリティと「Pixel Feature Drop」(新機能アップデート)、有料サービスGemini Advancedの1年間の無料利用が付いてくるという。これらは米9to5Googleが、Googleアプリから手がかりを見つけていた

Googleの正式発表を真っ新な気持ちで待ちたかった人にとっては消したい記憶となりそうだが、Pixel 9予算を確保するつもりの人には有益な判断材料(まだ100%本物だと決まったわけではない)となるかもしれない。

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