折りたたんだ状態はほぼPixel 9
Pixel 9 Pro Foldの折りたたみ画面は8インチに大型化、正方形に近づく可能性
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Googleの次期折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」の製品名や一部デザインは公開済みだが、それ以上の詳細は8月14日の「Made by Google」イベントで明かされる見通しだ。そんななか最も注目の集まるディスプレイ仕様につき、前モデルPixel Foldとは全く異なるとの噂が報じられている。
未発表Android製品に詳しいAndroid Authorityは「Google内部の情報源」から得たとして、Pixel 9 Pro Foldのディスプレイ情報を掲載している。今年2月にも、同サイトは「初期バージョン」の写真を公開していた。
数ある横折り型Androidデバイスは、それぞれ画面のアスペクト比が異なっている。サムスンは折りたたみ画面をタテ長に、カバー（外側）ディスプレイは細長くて幅を狭くしているのに対して、他社はおおむねカバー画面を従来型のスマホに近づけ、折りたたみ画面を幅広くするアプローチを取っている。
そのなかで前モデルPixel Foldは、折りたたみ画面を幅広くして長方形とする独自性の強いデザインを採用していた。が、次期Pixel 9 Pro Foldは背を高くして正方形に近づけているようだ。それでも解像度は2152×2076（前モデルは2208×1840）とのことで、わずかに横長だとうかがえる。
前Pixel Foldはカバー画面こそ普通のスマホ感覚で使いやすかったものの、内側のパネルはやや広すぎて持て余していた感がある。その後に他社からも折りたたみスマホが相次いで投入されており、Googleもその平均値に寄せていったのかもしれない。
折りたたみ画面のサイズは、8インチとのこと。前モデルの7.6インチよりも大きく、OnePlus Openの7.82インチを凌ぐ大きさだ。ピーク輝度は1600ニトで前モデル（1000ニト）から上昇し、120Hz表示に対応するという。
一方、カバーディスプレイは結果として背が高くなっている。6.24インチの画面サイズは先代よりも0.4インチ大きく、解像度は1080×2424。ピーク輝度も1800ニトと高くなっている。これらの仕様は、標準モデルPixel 9で噂される数値とほぼ同じである。
今回は折りたたみ時の厚さに言及されていないが、著名リークアカウントOnleaksはわずか10.54mmだと主張していた。本当であれば、OnePlus Open（約11.7mm）やGalaxy Z Fold 6（12.4mm）より薄いことになる。
前Pixel Foldは、発売から数か月で型落ちとなったTensor G2チップを搭載し、性能的に残念なことになっていた。その点Pixel 9 Pro Foldは、他のPixel 9シリーズと同じく最新プロセッサー「Tensor G4」採用と予想されており、性能的にも満足度の高いデバイスとなりそうだ。
- Source: Android Authority
- via: 9to5Google
