モトローラ製スマホの「Moto Mods」を彷彿

CMF by Nothing、初のスマホ「CMF Phone 1」のカスタマイズ性をアピール。キックスタンドや背面パネルを用意

Image:CMF by Nothing

英Nothing Technologyは、廉価なサブブランドCMFとしては初のスマートフォン「CMF Phone 1」を7月8日に発表する予定だ。これまで何度か新要素を小出しにしてきたが、それに続きアクセサリーを取り付けられるダイヤルや、簡単に交換できる背面パネルなど独自のカスタマイズ性を明らかにした。

低価格が最優先のためか、「Phone(1)」や「Phone(2)」でもお馴染みだったGlyph(背面のLEDライト)は搭載されない見通しだ。その一方で背面には物理的なダイヤルがあるとアピールしており、どんな機能を果たすのか注目を集めていた。

今回の予告では、ダイヤルにはストラップや折りたたみ式キックスタンドなど、様々な外部オプションを取り付けられることが確認できる。これは同社のワイヤレスイヤホン「CMF Buds」の充電ケースにあるダイヤルと同じ位置づけである。

その一方、ダイヤルからアプリを操作できるかどうかは今のところ不明だ。例えば同社のCMF Neckband Proでは、音量の調整やトラックの再生/一時停止、ANCのコントロールなどをダイヤルだけで行うことができる。

また以前、NothingはCMF Phone 1の背面画像を公開し、すぐに手が届くネジスタイリッシュなネジ回しを見せていた。今回はさらに一歩踏み込み、背面パネルをブラック、ブルー、ライトグリーン、オレンジの4色に交換できると述べている。

上記の画像では背面に拡張バッテリーらしきものを取り付けているが、具体的に何を意味するのか言及していない。数年前、モトローラは望遠レンズやスピーカー、プロジェクターを着けられる「Moto Mods」を備えたスマホを投入していたが、これと同種のギミックが期待できるのかもしれない。

また背面パネルを取り外すことで、CMF Phone 1の内蔵バッテリー交換などが容易にできるのかも明かされていない。この機能は修理しやすさの向上よりも、外観や機能のカスタマイズに重きを置いている可能性がある。

Nothingは日本時間の7月8日 18時に、CMF Phone 1や新型ワイヤレスイヤホン「CMF Buds Pro 2」とスマートウォッチ「Watch Pro 2」を正式発表する予定だ。CMFサブブランドは最先端の性能とは行かないものの、デザインの美しさやコストパフォーマンスの高さには定評があり、日本での価格や発売日の公開も待たれるところだ。

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