100Wのソーラーパネルもリニューアル

Jackery、小型化&出力1500Wの1070Whポータブル電源「1000 New」

編集部:平山洸太

Image:Jackery

Jackery Japanは、「Jackery ポータブル電源 1000 New」を7月10日にオンラインで発売する。また、ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」もリニューアルを実施。ポータブル電源とソーラーパネルをセットにした「Jackery Solar Generator 1000 New」も同日より販売開始する。ラインナップは以下の通り。

・「Jackery ポータブル電源 1000 New」税込139,800円
・「Jackery Solar Generator 1000 New」税込174,600円(ソーラーパネル 100W×1枚)
・「Jackery Solar Generator 1000 New」税込209,900円(ソーラーパネル 200W×1枚)
・「Jackery Solar Generator 1000 New」税込203,400円(ソーラーパネル 100W×2枚)

Jackery ポータブル電源 1000 New

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用する1000〜1500Wh容量帯のポータブル電源の中で、一番軽いというポータブル電源。既存モデル「Jackery ポータブル電源 1000」および「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」の後継モデルだとしている。

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容量は1070Whで、定格出力は1500W。従来の1000および1000 Proと比較して、出力は50%向上したという。またバッテリーにはLFP(LiFePO4)を搭載し、4,000回の充電サイクルでも70%を維持すると説明。1日1回充電した場合、最長で10年使用できるとする。

本体はJackery製品の特徴である折りたたみ式ハンドルとフラットな上面を継承。AC充電スロットを背面から側面に配置することで、収納しやすさにも配慮する。外形寸法は327×224×247mmで、従来の1000 Proから全体のサイズを20%削減した。質量は10.8kg。

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高速充電技術「ChargeShieldテクノロジー2.0」として、62種類の保護機能を搭載。充電時間は、ACで1.7時間、ソーラーで3時間(最大400W入力時)。1時間でAC充電できる、緊急充電モードも備える。

さらに、バッテリーの充電を80%を下回った場合のみ行うことで、バッテリー寿命を1.5倍に延ばす「バッテリー節約モード」をアプリから設定可能。さらに自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」を搭載する。アプリでは、動作音を抑えられる「静音モード」の選択も行える。

ほか、UL1778認証済みのUPS機能(20ms以内)を搭載し、パススルー機能と組み合わせることで非常用電源としても使える。

Jackery SolarSaga 100

最大100Wの発電が行えるソーラーパネル。最大25%の太陽光変換効率を実現し、曇り空などの低照度条件下での発電量を高めた。両面発電によって表面のすべてで太陽光を受けられるようにすることで、発電量が向上したとしている。

Image:Jackery

さらに、防水防塵性能をIP65からIP68にアップグレードすることで、さらなる耐久性を実現したとアピールする。外形寸法は、展開時で1220×552×20mmで、折りたたみ時は610×552×35mm。質量は約3.6kgとなる。

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