大阪万博「なに?!」
マスク氏、テスラのスポーツカー「Roadster」が“空を飛べる”と発言
テスラCEOのイーロン・マスク氏は、「空飛ぶクルマの時代が来ると約束されたのにいつまで経ってもそうならない」と言う、X(旧Twitter)ユーザーが投稿した不満を述べたのに対して、テスラが開発中のスポーツカー「Roadsterは空を飛べるよ」と返信した。
マスク氏は2月、2代目となるテスラのスポーツカー「Roadster」の新型モデルについてその「設計目標を引き上げた」と発言しつつ、発売予定は2025年に延期すると述べてファンを期待させ、直後に落胆させた。このスポーツカータイプのEVは、当初発売予定だった2020年から毎年、1年ずつ発売時期を延期している。
「設計目標を引き上げ」るとはどういうことかと問われたマスク氏は、以前発言していたオプションの「SpaceX Package」を開発しているからだと発言している。具体的には、車体10か所にSpaceXが開発するコールドスラスターを装備し、それらがジェットエンジンのようにクルマを加速させ、さらには短距離のジャンプやホバリングもさせられると説明した。
それが今回「空を飛べる」までに、まさに話が飛躍した。世界一の大富豪にまでなった人物の思考が常人を超越しているであろうことは否定できないが、ジャンプと言っていた機能がどうやって空を飛ぶまでに強化されるのかはわからない。具体的な説明も記事執筆時点では見つけられない。
テスラRoadsterは、2017年にサプライズ発表された当初は2020年に発売予定と言われていた。しかしマスク氏は2020年以降毎年、発売予定を1年ずつ延期している。すでにロータス・エヴァイヤのような競合する電動スポーツカーが発売されているが、テスラRoadster購入希望者は待つほかない。
- Source: Elom Musk(X)
- via: Electrek