デザートチタニウムは実質ゴールド?

iPhone 16 Pro、金色モデルが2年ぶりに復活との情報

Image:Majin Bu/X

フラグシップiPhoneついて注目が集まる要素の1つとして、新たな本体色がある。次期「iPhone 16 Pro」にも早くも噂が持ち上がっており、新色「デザートチタニウム」と「チタニウムグレイ」が登場する可能性があると著名リーカーが主張している。

XユーザーのMajin Bu氏は、「デザートチタニウム」はiPhone 14 Proのゴールドに似ているとしつつ、より深みと重みがあると述べている。また「チタニウムグレイ」は2014年のiPhoneにあったスペースグレイと色合いが似ている可能性があるという。

現行のiPhone 15 Proには、ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色がある。注目すべきは、ゴールド仕上げがなかったことだ。

ゴールドはiPhone 5s~iPhone 8、そしてiPhone XSから2022年のiPhone 14 Proまで用意されていた。逆にiPhone 15 Proではゴールドが「ない」ことが話題になっていたが、それだけに“復活”は非常に信ぴょう性が高いと思われる。

なぜ、カラーバリエーションが入れ替わりやすいiPhoneでゴールドが存続しやすかったかといえば、主要市場の1つである中国で人気が高いからだろう。実際、iPhone 5sで「初の金色iPhone」が実現した際に、香港と中国ではすぐに売り切れていた

これまでiPhoneのProモデルは、発売時には4色以下しか投入されていない。そのため既存のカラーに2色を追加するのではなく、2色を入れ替える形となるかもしれない。

米MacRumorsは、基本色に位置づけられるブラックチタニウムとホワイトチタニウムがiPhone 15 Proから引き継がれる可能性が高い一方、ブルーチタニウムとナチュラルチタニウムは確実とは言い難いという。

また、チタニウムグレイはナチュラルチタニウムと非常に近く見えるとも指摘。そうした考察から、ブルーチタニウムとナチュラルチタニウムが、デザートチタニウムおよびチタニウムグレイに置き換えられると見ている。

もっともMajin Bu氏の予想は、アップルの未発表製品に関しては当たり外れがある。またiPhone 16シリーズが例年通り秋に発表・発売とすれば、まだ量産開始までに数ヶ月はあるため、今後の追加情報を待ちたいところだ。

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