電波法施行規則を受け
Wi-Fi 7対応ルーターを各社発表。近日発売を目指し開発中
アイ・オー・データ機器やバッファローが、Wi-Fi最新規格「Wi-Fi 7」6GHz帯の320MHzに対応したWi-Fiルーターを開発していると相次いで発表した。
本日12月22日(金)に施行された電波法令改正により、新たに6GHz帯の帯域幅320MHz通信が可能に。これまで国内における6GHz帯の帯域幅は最大160MHz通信であった為、無線通信の帯域幅が2倍に拡張する格好だ。
記事執筆時点ではアイ・オー・データ機器が「2024年春の発売を目指す」、バッファローが「近日登場」とアナウンスしている。また2023年3月にTP-Linkが「今夏発売」と発表した日本初のWi-Fi 7ルーター「Archer BE900」については、公式サイトで「発売予定」と表記されている。なお、同時発表されたメッシュWi-Fi 7システム「Deco BE85」については発売中だ。
ほか、NECが法人向けLAN製品群「UNIVERGE QXシリーズ」よりWi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイント「UNIVERGE QX-W1240」を、NETGEARがWi-Fi 7ルーター「Nighthawk RS700」をそれぞれイベント展示するなどしてラインナップをアピール。今後、コンシューマー向け国内製品の拡充が期待される。