今年4月から8月に販売されたロットが対象

Ankerの一部ロボット掃除機に「バッテリー発火」の可能性。交換対応を実施

編集部:平山洸太

Image:Anker

アンカー・ジャパンは、ロボット掃除機に搭載している一部バッテリーについて、回収・交換を実施するとアナウンスした。

同社によると、ロボット掃除機に搭載している一部バッテリーにおいて、内部の不具合により発火等の事象が起きていることが判明したとのこと。すでに対象のバッテリーを搭載した製品は販売停止しているが、販売済の対象モデルについては、バッテリーの回収ならびに交換を行うとしている。

対象の可能性があるモデルは以下の通りで、2023年4月1日から8月21日の期間に販売された個体となる。実際に交換を行うには、オンライン受付フォームよりシリアルナンバーを入力することで、対象と判断される必要がある。

・Eufy RoboVac 15C(ホワイト/ブラック)
・Eufy RoboVac G30(ブラック)※ホワイトは対象外
・Eufy Clean G40 Hybrid(ブラック)※ホワイトは対象外
・Eufy Clean G40+(ブラック)
・Eufy Clean G40 Hybrid+(ブラック)
・Eufy RoboVac X8 Hybrid(ホワイト/ブラック)
・Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station(ブラック)
・Eufy RoboVac 交換用バッテリー(X8 / X9 Pro以外)
・Eufy Clean交換用バッテリー(X9 Pro用)※2個入り
・Eufy RoboVac 交換用バッテリー(X8 シリーズ用)

交換手続きには回収キットが用意され、ユーザーは自身でのバッテリー交換、もしくは工場でのバッテリー交換を選べる。前者はバッテリーのみの送付、後者は掃除機ごと送付する必要がある。

アンカー・ジャパンは「現時点で影響範囲等については確認が完了しておりますが、万一のため調査を継続」していると説明。また、「委託先の製造工場の管理体制および社内での検品体制の更なる厳格化」を迅速に進めているとしている。

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