日本では9月14日午前2時?

アップル、「iPhone 15」発表イベントを9月13日に開催か

Image:Vladimka production/Shutterstock.com

アップルがiPhone 14シリーズを発表してから約1年が経過し、今では次期「iPhone 15」シリーズの噂話が頻繁に届けられている。すでに今月から量産を開始することや、ディスプレイ製造でのボトルネック等が伝えられているほどだ。

そんななか、アップルは9月の第3週に新型iPhoneを発表する予定だと米9to5Macが主張している。

この件に詳しい複数の情報筋によれば、携帯キャリア各社は9月13日に「スマートフォンの大型発表」があるため、従業員に休みを取らないよう要請しているとのこと。特にアップル関連と特定されてはいないが、同社が9月にiPhone発表イベントを開催するのは毎年恒例である(競合他社もバッティングを避けるためか開催しない傾向あり)。

これまで大半のiPhone発表は火曜日に行われてきたが、昨年のiPhone 14イベントは9月7日の水曜日に開催された。今年の9月13日も水曜日のため、アップルがこの日を選ぶことはあり得るだろう。

そして例年、米国でのイベント開始は午前10時からである。日本時間では翌日の午前2時であり、今回は9月14日の深夜となるのかもしれない。

もしも日本時間で9月14日に「iPhone 15」が発表されたなら、9月16日(金)夜に予約受付が始まり、1週間後の9月22日に発売となりそうだ。

もっとも昨年は、iPhone 14とiPhone 14 Pro/Pro Maxが先に発売され、iPhone 14 Plusは約1か月遅れとなっていた。そうした一部モデルの遅延は珍しくはなく、2020年はiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxが3週間遅れて予約開始された。

今年も、最上位モデル「iPhone 15 Pro Max」の独占機能であるペリスコープ望遠レンズの生産が不調との報道もある。それでも他のモデルと同じ日に発売しながらも品薄となるのか、それとも発売日を送らせて十分な在庫確保を待つのか。もちろん、パーツの歩留率が改善して何も問題はなくなる可能性もあるだろう。

もう1つ気になるのは、価格だろう。iPhone 15の標準モデルはiPhone 14 ProのようにDynamic Island(画面上部の楕円状スペース)を搭載し、カメラ性能も大幅に向上。かたやProモデルは最新の3nmチップ「A17 Bionic」採用、筐体はチタン製となり、多機能なアクションボタン搭載も予想されている。

それに伴うコストアップに合わせて、全4モデルとも(昨年は据え置きだった米国でも)値上げの可能性があると著名ジャーナリストは主張していた

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