しかし大半はテスラ車に満足している様子

テスラ車オーナーが他社に乗り換えた理由、1位はマスク氏不支持 – Bloomberg報道

Image:TierneyMJ / Shutterstock

Bloombergが行った調査によると、現・元テスラModel 3オーナー5000人を対象とした調査で、Model 3を売却した理由の選択肢として最も多く選ばれたのは「イーロン・マスク氏不支持」だった。マスク氏はTwitterを買収して以来、様々な改変をこのSNSプラットフォームに加え、世の中に話題を提供している。

この調査では、自身が所有するModel 3を売却したり、別のブランドの車に買い替えたりした人に対し、その最大の理由は何かと尋ねている。その結果「イーロン・マスク不支持」が21.5%で最も多い回答を得た。ただしこの調査では、Model 3オーナーの87%が次に買いたいクルマもテスラだと回答している。

また、マスク氏の振るまいを見てテスラの購入をやめたという人はわずか2.7%だという。この調査における他の設問に対しても、回答者の多くはModel 3に対して非常に満足している様子がうかがえる。

ということは、Model 3を手放して、テスラ以外のメーカーのクルマを購入した人たちの中では、その理由としては「マスク氏不支持」が最も多いが、それでも5人に1人ほどであり、全体としてテスラ車の購入までやめてしまうようなケースはまれで、現Model 3オーナーは、自身のEVとマスク氏を切り離して考えていると言えるかもしれない。

なお、今回の調査はあくまでテスラ車オーナー、または元オーナーらを対象としたものだ。もし、テスラ株主を対象にアンケート調査を行うなら、その結果はまた違う色合いに見えるかもしれない。

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