ディスコボールやパンク風ドロイド君も

Googleが「Androidロゴ」変更。ドロイド君も3Dデザインに

Image:Google

2019年、GoogleはAndroid 10の正式名を発表するとともに、「Android」のワードマーク(ブランドロゴ)も変更した。それから4年後、新たなワードマークに移行するとともに、Androidロボット(通称ドロイド君)の頭も3Dに更新しつつあることをGoogleが確認した。

頭文字が小文字の「a」から「大文字の「A」に変更(Image:Google)

この新しいロゴは、長年にわたり続いた頭文字の「a」が大文字の「A」に変更。そして新たなフォントは「n」と「r」がひと繋がりの曲線となり、2008年と2014年バージョンに巻き戻されている。

2008年バージョンのAndroidロゴ(Image:Pe3k/Shutterstock.com)

一方、ドロイド君の頭部も平面的なものから、立体的デザインに変更されている。この3Dヘッドが初めて現れたのは、今年初めのCES 2023でのことだ。当時のワードマークはまだ小文字の「android」だったが、その横には様々なバリエーションの頭部が並べられていた。

この新たな姿は5月の「Google I/O 2023」でも登場し、GoogleがAndroidを「最も表現力豊かなOS」とアピールした際に、多様なデザインやテクスチャ(ディスコボールや地球など)をあしらわれていた。このデザインは印刷用の色指定まであるほどだが、ずいぶん自由気ままになった印象だ。

Image:Google

この件につきGoogleは、米9to5Googleに対して「今年初めのCESブースをはじめ、デジタル広告やバナー広告のようなキャンペーン素材を含む様々な場面で、新たなブランド・アイデンティティの一部を披露している。今後数か月のうちに、さらに多くのことを伝える予定だ」と回答している。

つまりAndroid 14の正式リリースと同時に、一挙に情報発信するということだろう。現在、Android 13デバイスの起動画面には「Powered by android」と表示されているが、これが新たなフォントで「Powered by Android」に変わる日を待ちたいところだ。

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