DS2も出るかな?

Mac版『デス・ストランディング』2023年末発売へ。小島秀夫氏がWWDCで発表

Image:Kojima Productions

アップルが6月6日午前2時より開催したWWDC 23キーノートに、Kojima Productionsの小島秀夫氏が登場。Mac版『Death Stranding Director’s Cut』の発売を準備中であることを発表した。

『Death Stranding』は2018年にPlayStation 4版として発売された人気ゲーム。『Death Stranding Director’s Cut』は2021年、PlayStation 5向けに追加要素を含めて発売されたバージョンだ。『Death Stranding Director’s Cut』はその後、2022年にPCでもリリースされている。

小島氏はこのゲームのMacでのリリースについて、自身が「1994年に最初のMacを購入して以来の、アップルの大ファン」であり、自身とチームが手がけた「作品をMacでお届けすることが長年の夢」でもあったと述べた。そして「Macでのゲーム体験が(Metal 3により)ついに新しい時代に突入」したとして、『Death Stranding Director’s Cut』を2023年末にリリースすると発表した。

Image:Apple

この作品は、Metal FXのアップスケーリングやAppleシリコンのパフォーマンス、モダンなレンダリングパイプラインを備えたMetal 3により、アップルの最新のテクノロジーを最大限に活かしたものになると、小島氏は述べている。

『Death Stranding Director’s Cut』の予約開始は「近日中」を予定。さらに、『Death Stranding Director’s Cut』を皮切りとして、今後のKojima Productionsの開発タイトルについても、アップル製品への対応を図っていくとした。

Kojima Productionsといえば、昨年の暮れに『Death Stranding』の続編となる『DS2』の開発を発表しており、いずれはこの作品もMacでプレイ可能になることが期待できそうだ。

アップルは昨年のWWDCで、自社製品用のOSで機能するゲーム用API「Metal 3」を発表した。そしてこれまでに、メジャーなゲームタイトルとしては『バイオハザード ヴィレッジ』がAppleシリコン搭載Mac向けに発売されている。

また、先日にはHello Gamesの宇宙開拓ゲーム『No Man’s Sky』のMac版リリースも発表された。なお、こちらは一部のインテルCPU搭載Macにも対応する。

関連キーワード: