同じGoogleアカウントであれば受け入れ操作不要

AndroidのニアバイシェアがWindowsに対応。Googleがベータ版公開

Image:Google

Googleは3月31日(現地時間)、Windows向けに近距離ファイル転送機能「ニアバイシェア(Nearby Share)」のベータ版を提供開始した。Windows 10以降(64bit)以降で利用できるが、ARMデバイスはサポートされていない。

ニアバイシェアはBluetoothとWi-Fiを利用し、近くのAndroidデバイスやChromebookなどと、写真や動画、ドキュメントなどの共有を簡単に行えるという機能。AppleのAirDropに近いものになっている。

今回リリースされたWindows向けのニアバイシェアは、アプリをインストールするとタスクトレイに常駐し、Androidデバイスから簡単に共有できるようになる。同じGoogleアカウントでログインしていれば、PCの側での受け入れ操作も不要だ。

PC側のアプリにファイルをドラッグ&ドロップしたり、ファイルを右クリックしたりして「ニアバイシェアで送信」を選択すれば、PCからAndroidデバイスへの共有も行える。このとき、やはり同じアカウントでログインしていれば、Android側はスリープやロック状態でも問題ない。もちろん、自分のデバイス以外とも共有は可能だが、その場合は相手側での受け入れ操作が必要になる。

これまでもWindowsでは、スマートフォン連携アプリを利用すれば、Androidスマートフォンと写真などの共有は簡単にできたが、複数のデバイスと簡単に共有できるという点ではニアバイシェアのほうが便利そうだ。

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