4月2日は国際ファクトチェックデー

Google検索で5つの機能改善。「この結果について」が日本でも展開

image: BongkarnGraphic/Shutterstock.com

Googleは3月28日(現地時間)、4月2日の国際ファクトチェックデー(Intenrational Fact-checking Day)にあわせ、Google検索での結果に対する情報源や信頼性の確認などに役立つ5つの機能改善を発表した。

「この結果について」がグローバルで展開

「この結果について」は、検索結果のURLの右端に表示される縦3つのドットをクリックすると、そのサイトの情報やGoogleにインデックスされた時期などが表示されるというもの。日本でも2022年からベータ版として提供されているが、これが今後数日中に、検索で利用できるすべての言語で利用可能になる。

「Perspectives」で多様な視点を紹介

Perspectivesは、検索結果のトップストーリーの下に表示され、検索しているトピックに関するさまざまなジャーナリストや専門家、その他の関連情報などをカルーセルで表示する。「より多くの声を検索に取り込み、最も重要なことについて、より多くのコンテキストを提供するための継続的な取り組みの一環」とのことだ。

この機能に関しては、米国で英語版がまもなくリリース予定となっている。

「この著者について」

「この結果について」が拡張され、コンテンツの著者についての情報も表示される。この機能は世界中の英語での検索結果で利用でき、米国ではPerspectivesカルーセルとして提供される。

「このページについて」が検索トップに表示されるように

「この結果について」では、サイトに関する情報も表示されるが、特定の組織のURLを検索した場合、その組織の情報がカードだけではなく検索結果のトップにも表示されるようになる。サイト自体の説明のほか、他のユーザーがそのサイトについて言及した内容なども表示される。この機能は、英語での検索結果で利用できる。

image:google

情報ギャップに関するコンテンツアドバイザリーが日本でも利用可能に

検索で表示できる情報があまりない場合や、トピックが新しく検索結果が急速に変化している場合などに、検索結果にその旨を知らせるアドバイザリーが自動的に表示される。この機能は米国ではすでに提供されているが、今後数ヶ月で日本語を含む多くの言語に拡大するとのことだ。

なお、このアドバイザリーが表示されても、有用な情報がなかったり、情報の質が悪いというわけではない。アドバイザリーが表示される場合でも、通常通り検索結果も表示される。

関連キーワード: