メッシュ対応「Deco BE85」も

日本初のWi-Fi 7ルーター、TP-Linkが今夏発売。最大24Gbps「Archer BE900」など

編集部:平山洸太

Image:TP-Link

ティーピーリンクジャパンは、日本初となるWi-Fi 7ルーター「Archer BE900」およびメッシュWi-Fi 7システム「Deco BE85」を今夏に発売すると発表した。販売予定価格は、Archer BE900が税込89,800円、Deco BE85は税込79,800円(1パックの場合。2パックは税込148,800円)。

現在最新のWi-Fi 6Eに続く次世代規格Wi-Fi 7に対応する点が最大の特徴で、アメリカで昨年11月に発表されたモデルの日本導入が正式に決定した格好だ。なお、Wi-Fi 7対応のルーターは今年1月にASUSも海外発表しており、今後も次々と増えていくものと思われる。

TP-LinkはWi-Fi 7について、「Wi-Fi 6よりも100倍低いレイテンシー(遅延時間)や 5倍のネットワーク容量」が特徴だと説明。通信速度については最大46Gbpsとなり、これはWi-Fi 6の4.8倍、Wi-Fi 5の13倍であるとしている。また、1ユーザーに複数のリソースユニット(RU)を割り当てることで伝送効率を向上させる「Multi-RU」、通信リソースの無駄を解消する「MLO(マルチリンクオペレーション)」など、数々の高速化技術を備える。

Wi-Fi 7ルーター「Archer BE900」

Image:TP-Link

Archer BE900は、最大で24Gbpsの通信に対応するルーター。12本の内蔵アンテナを搭載するクアッドバンドモデルで、周波数ごとの内訳は11520Mbps(6GHz)+5760Mbps(5GHz-1)+5760Mbps(5GHz-2)+1376Mbps(2.4GHz)となる。前面にはタッチパネルとLEDスクリーンを搭載し、天気や時刻の表示も可能だ。

推奨される利用環境は、4LDKのマンションおよび3階建ての戸建てで、最大接続数は250台まで。有線ポートは10Gbps WAN/LAN×1、10Gbps SFP+/RJ45 コンボ WAN/LAN×1、2.5Gbps LAN×4、1Gbps LAN×1を搭載する。外形寸法は96×302×262.5mm。

メッシュWi-Fi 7システム「Deco BE85」

Image:TP-Link

Deco BE85はメッシュ対応のトライバンドモデルで、上述の通り、1台だけでなく2台のセットも用意される。こちらの通信速度は最大22Gbpsで、周波数ごとの内訳は11520Mbps(6GHz)+8640Mbps(5GHz)+1376Mbps(2.4GHz)。8本のハイゲインアンテナを内蔵する。

接続台数は最大200台で、メッシュについてはEasyMesh互換のため、同規格に準拠する他デバイスと組み合わせて使うことも可能。メッシュ規格は802.11k/v/rに対応する。有線ポートは10Gbpsポート×2、10Gbps SFP+ Fiber/RJ45コンボポート×1、2.5Gbps ポート×2を搭載。USB3.0ポートも備えており、簡易NASとしても利用できる。外形寸法は128×128×236mm。

TP-Linkでは上記2製品に加えて、今後も様々なWi-Fi 7を展開すると説明している。予定するモデルは、ゲーミングルーター、中継器、法人向けOmadaシリーズとのことだ。

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