新機能の追加に期待

アップルがスタイラス関連特許を更新、Apple Pencilでのスワイプ操作も可能に?

Image:Tony Webster

アップルが将来のApple Pencilに関連する可能性がある、スタイラスに関する特許を更新していたことが、海外テックサイト Apple Insiderによって伝えられている。特許にはスワイプ操作に関する記述もあり、興味深い内容となっている。

Apple PencilはiPadシリーズ向けのスタイラスペンで、2015年に初代モデルが登場した。傾きと圧力を検知するセンサーの搭載やラグ(遅延)を抑えた動作が特徴で、2018年に登場した「Apple Pencil(第2世代)」ではダブルタップによるツール切り替えや、マグネットによるiPadへの装着、ワイヤレス充電機能などが追加された。

今回USPTO(米特許商標庁)により認可された特許「スタイラス向けのタッチベース入力(Touch-based input for stylus)」は、2020年に一度認可された後、今年に入って一部内容が更新されたものだ。

特許内容で特に目を引くのが、スタイラスの先側にセンサーを内蔵し、スワイプなどの指先の動作を読み取るというもの。これをどう使うかは書かれていないものの、たとえば、これによってペン先の太さを変える、あるいはスクロールするなどのアクションへの対応が可能となるかもしれない。

下段にある図がスワイプ動作を表していると思われる(Image:USPTO)

Apple Pencil(第2世代)の登場から3年以上が経過していることを考えると、そろそろ新モデルが登場してもおかしくないタイミングだ。アップルの特許文章に記述されているスワイプ操作や触覚フィードバックなど、新機能の追加に期待したい。

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