モノクロモデルとライト非搭載モデルも
カラー対応の書けるKindle「Kindle Scribe」が6月10日発売。薄型軽量でクラウド連携強化

Amazonは、ペンを使った手書きノートに対応する電子書籍リーダー「Kindle Scribe」の2026年モデルを6月10日に発売する。ラインナップおよび税込価格は以下の通り。
- カラー対応モデル「Kindle Scribe Colorsoft」106,980円(32GB)/115,980円(64GB)
- モノクロモデル「Kindle Scribe」89,980円(32GB)/98,980円(64GB)
- モノクロモデル「Kindle Scribe フロントライト非搭載モデル」72,980円(16GB)
第3世代となるKindle Scribeシリーズに、初のカラー対応を含めた新モデルが登場する。発売に先立ち、都内で発表会が開催された。
Kindleシリーズは、来年でグローバルで20周年、日本発売15周年を迎える。Kindleでは上質な読書体験の提供を目指してきたが、Kindle Scribeは「読むことに加えて、書くこと、考えること」という新たな価値提供をするものだと、アマゾンジャパン合同会社 Amazonデバイス Kindle・Fireタブレット事業部 事業部長 後藤喜章氏は説明する。
後藤氏は、新モデルについて「書き味が良くて、目が疲れない、バッテリー寿命も気にならない、通知も気にならないという書くことに特化したデバイス」とアピール。カラーが追加されることで、「より便利にいろんな目的」で使っていけるとした。

初代のKindle Scribeが登場したのは2022年。そこから4年が経ち、いまでは月間アクティブユーザーが4.6倍になっているそうだ。
同社はFireタブレットでもペン機能を実現しているが、同モデルが多目的に作られているのに対し、「書くことに最適なデジタルデバイスは少なくない」と後藤氏。Fireタブレットは書く上では「表面がツルツルしているので書きづらい」「長時間の使用で目が疲れたりバッテリー寿命が疲れる」「通知で気が取られる」といったデメリットがあるとした。

今回のKindle Scribeの新モデルでは、シリーズ史上初となるカラーディスプレイ搭載モデルを用意。10色のカラーと5色のハイライトによって、より直感的に分かりやすいメモが取れるようになっている。カラーで漫画やビジネス書を読むこともできる。
従来モデルでは10.2インチだったディスプレイは、新モデルでは11インチに大型化。漫画を読むユーザーも多いとのことで、見開きで表示しやすくなっている。

薄さは5.7mmから5.4mm、質量は433gから400gと薄型軽量になっている。クラウド連携も強化され、Google DriveやMicrosoft OneDriveからのドキュメントインポート、Microsoft OneNoteへのエクスポートにも対応する。
メモにおいては、12種類のテンプレートが追加。手書きで書いたラフな図形を自動的に認識して正確な形に補正する「スマートシェイプ」にも対応する。
そのほかライブラリーでは、本、ノート、PDFを一緒に格納できるように。新機能として、ホーム画面からメモを直接書き込める「クイックメモ」や最後に使ったノートやメモを見つけられる「前回の続き」にも新対応する。

