2026年モデル登場、ライト非搭載で価格を抑えたバージョンも
ついにカラー対応「Colorsoft」登場。Amazonの手書き対応電子書籍リーダー「Kindle Scribe」3機種発表

Amazonは、ペンを使った手書きノートに対応する電子書籍リーダー「Kindle Scribe」の2026年モデルを発表。シリーズで初めてカラー表示に対応した「Kindle Scribe Colorsoft」など3モデルを6月10日に発売する。ラインナップおよび税込価格は以下の通り。
- カラー対応モデル「Kindle Scribe Colorsoft」106,980円(32GB)/115,980円(64GB)
- モノクロモデル「Kindle Scribe」89,980円(32GB)/98,980円(64GB)
- モノクロモデル「Kindle Scribe フロントライト非搭載モデル」72,980円(16GB)
ユーザーからのフィードバックをもとに改良し、薄型軽量化、高速化、クラウド連携対応などを実現した新モデル。シリーズ初のカラー対応モデルを追加したほか、フロントライトを省略することで価格を抑えたタイプも用意する。
Kindle Scribeシリーズは2022年に初代モデルが誕生し、2024年には第2世代の改良モデルが登場。今回は第3世代にあたるモデルとなっている。カラーはいずれもグラファイトだが、Colorsoftの64GBモデルのみ新色の「フィグ」も選べるようになっている。

シリーズの特徴となるのが「書く」ということで、電子書籍リーダーとしてKindle本を読むだけでなく、付属のペンを使った手書きによるメモが行える。書くことで思考が深まり、新たなアイデアを生み出せるという意図もあるという。
タブレット端末などでも手書きに対応するモデルはあるが、Kindle Scribeは紙のような書き心地、目の優しさ、気が散るアプリや通知がないこと、長時間のバッテリー駆動などを差別化のポイントとしている。バッテリーについては数週間持続するとのこと。

新モデルではユーザーからのフィードバックを参考に、より大きい11インチ(従来は10.2インチ)のディスプレイを搭載することで、見開きでの漫画も楽しみやすくなった。新たなクアッドコアチップと増量されたメモリ等により、ページ送りと書き込みも約40%高速化した。
さらに本体は5.7mmから5.4mmに薄型化しつつ、433gから400gに軽量化している。本体左側にあったベゼルもスリムになっている。付属のプレミアムペンも更新され、ペンの断面も円形になった(従来は切り欠きがあった)。

Colorsoftでは、Kindle本やビジネス文書をカラー表示できるだけでなく、色を使ってメモを取ることができる。ペンのカラーは10色、ハイライトは5色から選ぶことができる。
クラウド連携では、Google DriveやMicrosoft OneDriveからデバイスにドキュメントをインポートし、メモを追加できるようになった。PDFだけでなく、JPEGやPNGといった画像ファイルなどの各種フォーマットに対応する。加えて、作成したノートをMicrosoft OneNoteにPDFでエクスポートすることも可能。

UIにもアップデートが図られており、ホーム画面にはすぐノートを作成できる「クイックメモ」が追加。直近で使ったメモやノートが表示される「前回の続き」も加えられている。
またノートにおいては、新たに12種類が追加され、全30種類のテンプレートを選ぶことができるように。ペンに影のような効果がついた「シェーダー」も追加、手書きの図形を正確な形状に補正する「スマートシェイプ」機能も搭載した。

そのほか、LEDを2倍にすることで均一さを高めたフロントライト、再設計されたディスプレイスタックによる視差(パララックス)の縮小、新しいテクスチャ成形ガラスによるペンの摩擦感の改善なども実施したとしている。
別売アクセサリーでは、折りたたみ植物性レザーカバー(13,480円・税込)、折りたたみプレミアムレザーカバー(17,980円・税込)を用意し、新たに手帳型プレミアムレザーカバー(20,980円・税込)も導入する。同梱のペンも12,680円(税込)にて単品販売する。

