下手をすればロジックボード全損リスク
MacBook Neoを1TB化する猛者現る。はんだ付けNAND交換でストレージ増量

先日発売されたMacBook Neoの内蔵ストレージを1TBにアップグレードする動画が公開された。この作業を行ったYouTuberのDirectorFeng氏は、以前にもiPhone 17 Pro Maxのストレージを2TBに交換する試みを披露している。今回も同様に、高度なチップ交換作業が紹介されている。
一般的なWindowsノートPCであれば、SSDストレージはM.2スロットの着脱式であり、ドライバも自動認識するため、アップグレードはそれほど難しくない。交換作業も、保証期間が無効となる「分解」に当たらないケースが多く、ユーザーによる交換はメーカーの想定内とされている。
しかし、アップルのMacBookモデルでは、NANDチップ(SSDストレージ)がロジックボードに直接はんだ付けされている。そのため交換は非常に困難である。今回の作業でも、まず既存のはんだを取り除き、基板を清掃したうえで新しいチップを再はんだ付けしている。ピン単位でわずかでも位置がずれれば、ロジックボード全体が故障しかねない作業である。
すべてを元通りに組み立てた後、DirectorFeng氏はMacBook NeoをDFU(ファームウェアレベルでの強制復元・修復)モードで起動している。そして2台目のMacでApple Configuratorを起動し、USB-Cケーブルで接続。Neoを認識させたうえでRestoreを実行する。さらにAppleのサーバーから最新のRecoveryOS/IPSWをダウンロードし、ファームウェアをNeoに書き込んでからSecure Enclaveとストレージを再ペアリングさせるという流れだ。
ちなみに、iPhone 17 Pro Maxを2TBにアップグレードした際にも、ほぼ同じ手法が用いられている。ただしそのときは、2TBのNANDがiPhone 17 Pro Maxと互換性がなく、結果として1TB分しか認識しないというオチが付いていた。
MacBook Neoはアップル製品としては比較的安価である。そのため、内蔵ストレージを自力で安上がりに増量したいと考える人も少なくないだろう。しかし、その道のりは、技術に詳しくなければかなり険しいものになりそうである。
- Source: DirectorFeng(YouTube)
- via: 9to5Mac
