ゲーミングPC高騰のなかで人気が高まりそう
PS5 Pro、3月に“FSR4級”新PSSR実装。初対応の『バイオハザード レクイエム』は高評価

ソニーはついに、PS5 Proの超解像技術PSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)がAMDのFSR 4を基にした新バージョンへアップグレードされることを発表した。近日中にグローバル展開される予定であり、初対応タイトルは『バイオハザード レクイエム』である。
これはPS4、PS5およびPS5 Proのリードアーキテクトであるマーク・サーニー氏が、ブログ投稿を通じて明らかにしたものだ。
一昨年末、サーニー氏はソニーとAMDによる複数年プロジェクト「Amethyst」を説明し、両社がグラフィックスおよびゲームプレイ分野の機械学習で「深い連携」を行っていると述べていた。さらに昨年7月には、PS5 ProへAMD FSR 4相当の超解像技術を追加すると予告していたが、それが数か月を経て実現することになる。
今回の新PSSRは、ニューラルネットワークとアルゴリズムを一新し、ピクセル単位でゲーム画像を分析しながらアップスケーリングを行うという。これにより、フレームレートと画質の双方を高い水準で維持できる見通しである。要するに、低解像度レンダリングからのアップスケーリングを強化することで、システム負荷を抑えつつ見かけの画質を向上させ、より滑らかな動作を実現するという仕組みだ。
今回のブログ記事では、新旧PSSRの視覚的差異を比較した画像も掲載されている。また、カプコンのエンジン開発支援部R&D基盤技術部門シニアマネージャーの伊集院勝氏も、新PSSRが『バイオハザード レクイエム』をどのように改善するかについてコメントを寄せている。
実際、ゲーム映像分析で知られるDigital Foundryも、本作の新PSSRを「real deal(本物)」「game-changing(ゲームを変えるレベル)」と絶賛している。
1080p程度の低解像度から4K/60fpsへアップスケーリングし、エッジの明瞭さや服のステッチ、小さな文字といった細部表現も優れているという。また、レイトレーシング(RT)とPSSRの組み合わせにより、キャラクターモデルの髪や肌の質感、街並みのディテールが驚異的な水準に達しており、FSR4並み、あるいはDLSS4.5に迫るとの分析である。
サーニー氏によれば、強化版PSSRは3月のソフトウェアアップデートの一環としてPS5 Proユーザーに提供され、本体設定からオン/オフの切り替えが可能になる。また同時期に、複数のPS5向けタイトルが新PSSRに対応するアップデートを受ける予定とされている。
- Source: Playstation.blog
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