X」のように、TikTokがトランプ支持のコンテンツの増加を促すとの憶測も
カリフォルニア州、TikTokの「トランプ批判投稿検閲」疑惑を調査

紆余曲折の末に先週、ようやく米国への移管が完了したTikTok。だが、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏は、相次ぐ市民への発砲に批判が高まっている移民・関税執行局(ICE)や、トランプ大統領に対する批判を含む投稿に対して、TikTokが検閲している可能性について調査を開始したことを明らかにした。
この発表は、X上で「Epstein(エプスタイン)」という単語を含む投稿が送信できなくなったというユーザーの投稿に返答する形で、ニューサム氏が明らかにした。同氏の広報アカウントは、ニューサム氏が「カリフォルニア州法に違反しているかどうかを判断するよう、カリフォルニア州司法省に要請している」と付け加えた。
カリフォルニア州司法省のエリッサ・ペレス報道官は声明で、州司法長官ロブ・ボンタ氏の事務所は「潜在的あるいは進行中の捜査については、確認も否定もコメントできない」としたものの、言論の自由の権利は「我々の民主主義の礎」だと述べた。
米国へのTikTokの移管は、トランプ氏の強い意向によって実現されたものだ。トランプ氏の盟友でオラクルの共同創業者でもある億万長者のラリー・エリソン氏が取締役会の主導的立ち位置に就くなど、イーロン・マスク氏の「X」のように、TikTokがトランプ支持のコンテンツの増加を促すようになるとの憶測も出ている。
TikTokは米国への移管後すぐに大規模なシステム上の問題が続発。フィードに同じ投稿が何度も流れたり、投稿動画へのいいねなどの反応を示す件数がすべて0表示になるなどの、エンゲージメントの問題が発生した。新しい運営会社は、問題の原因はデータセンターで発生した停電だと述べ、すでに復旧したと主張しているが、その後もしばらく問題を報告する声が続いていた。
そのなかには、カリフォルニア州上院議員で約5万人のTikTokフォロワーを誇るスコット・ウィーナー氏も含まれている。同氏は、月曜日の朝に投稿したTikTok動画(ICEを批判し、ミネアポリス銃撃事件に言及していた)の再生回数がゼロだったと、Xの投稿で述べた。
ただ、同氏がICEへの言及を氷の絵文字で置き換えた試験的な動画を投稿してみたところ、この投稿は同日夕方に約300回再生されていたとのことだ。
- Source: Governor Gavin Newsom (X)
- via: Polotico Reuters
