デスクトップを含めるとXがまだまだ多いです

XがThreadsに敗れる。モバイルにおける全世界の1日アクティブユーザー数平均で

Munenori Taniguchi

Image:RODWORKS/Shutterstock.com

Xは徐々にユーザーを失う傾向にある。2026年1月前半の全世界におけるモバイル端末からの1日あたりアクティブユーザー数(DAU)が平均約1億2600万人だったが、これに対しMetaのTwitter風SNS、Threadsは約1億4300万人を記録し、Xを上回った。

分析会社Similarwebが集計したところによると、モバイル端末からの利用において、Threadsは前年同期比37.8%も増加した。一方、Xは11.9%の減少となっている。

米国においては、Threadsのモバイル利用は過去1年間で大幅に増加しており、Xの18%に対して約42%増加した。Xはデスクトップでは依然として圧倒的なシェアを誇り、世界中で約1億5000万人のアクティブユーザーを抱えている。

ThreadsはもともとInstagramユーザーを対象としてサービスを開始したこともあってモバイルユーザーのほうが多く、ウェブからのDAUは約900万人にとどまっている。これはXの約1億5000万人に大きく後れを取っている。

Similarwebは、Blueskyのユーザー数も集計を出している。BlueskyはThreadsと同様のTwitter風SNSで、Twitterの内部プロジェクトから発展してきたものだ。

Blueskyは2024年にユーザーの登録受付を開始したが、しばらくのあいだは招待制を敷いて段階的にユーザーを受け入れる格好としていた。そのため、全体のユーザー数はThreadsに大きく及ばない。ただ、Similarwebが発表した最新のモバイルにおけるDAUは360万人となっており、前年同期比で44.4%減少しているという。Blueskyユーザーにとっては、こちらのほうが気になるところかもしれない。

冒頭に述べたようにXの利用者数は減少傾向にあるが、それでもこの記事の話はモバイル利用についてのことであり、全体としては以前としてXの利用者が圧倒的に多い。

現在、XではxAIのGrokチャットボットがプラットフォーム上の女性ユーザーの写真を改ざんしていたことが発覚して大問題となっている。一部の事例では、Grokが写真を提供したユーザーの求めに応じて、そこに映る未成年女性の画像をわいせつなものに描き変えたケースもみつかり、Xに対する国内外からの批判やサービス禁止の動きが高まった。

Xはこれに対し、Grokの画像生成を有料会員のみ許可するよう方針を変更し、生成する画像の種類にも制限を設けたと発表したが、英国議会などではそれでもXおよびGrokを禁止にする可能性が議論されている。カリフォルニア州知事は先週、XおよびGrokに対して調査を開始したと発表した。

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