AI活用によりGPUを効率よく運用
PS5 Proに「PSSR 2.0」登場か。2026年初頭に大型アップデートの噂

ソニーのPS5 Pro向けに、新たなアップスケーリング技術「PSSR 2.0(PlayStation Super Resolution 2.0)」が、2026年3月末までに配信される可能性があると報じられている。これにより、ゲームの画質やパフォーマンスが向上するだけでなく、旧作ゲームにも顕著な改善がもたらされるとの見方が広がっている。
昨年夏、PS5のリードアーキテクトであるマーク・サーニー氏は公式インタビューにおいて、PS5 Pro向けにAMDとの共同プロジェクト「Project Amethyst」で開発中のアップスケーリング技術について述べていた。
サーニー氏は、「現行のPSSRはFSR 3相当の軽量版であり、次に投入されるのはフルファット版で、2026年にリリースする」と述べている。AMDの最新技術であるFSR 4に直接言及はしていないものの、その一部を取り込むとの期待が当時から高まっていた。ただし、それ以上の具体的な詳細は明かされていない。
そうしたなか、日本のリーカー「のわわ:げーみんぐ」(@Gust_Fan)氏は、大型アップデートとなるPSSR 2.0は2026年1月〜3月頃に配信されると発信している。同氏は、ディスクドライブ着脱式となったPS5 Slimのデザインを正確に予測した実績があり、海外メディアからも「概ね信ぴょう性のあるソース」と評価されている。
PSSR 2.0は、FSR 4に近い機能をPS5 Proに実装し、これまで70〜80fps前後にとどまっていたゲームのフレームレートを引き上げるとされている。これはおそらく、FSR 4相当の新機能により、GPUがフルレンダリングしたフレームに加えて、AIが「直前のフレームと現在のフレーム」から中間フレームを補完生成することで、実効フレームレートを向上させる仕組みだと考えられる。GPUには追加のAI処理負荷がかかるものの、フルレンダリングを行うよりは負担が大幅に軽減される見通しである。
こうした見方は、昨年末にYouTubeチャンネル「Moore’s Law is Dead」が述べていた内容とも一致する。同チャンネルでは、一部の入力データ要件を削減し、メモリ使用量を抑え、GPU処理時間を短縮しながら画質を向上させる技術であり、「FSRからFSR 4へのジャンプに匹敵する進化」と説明されていた。要するに、補助的なデータをAIが推測・補完することでメモリ転送量を減らし、GPUをより効率的に活用するという考え方である。
さらにGust_Fan氏によれば、低解像度で制作された古いゲームについても、高解像度化の恩恵が期待できるという。実際、現行のPS5 Proでも『The Last of Us Part I』などが1440pから4K/60fpsへと改善された例があり、PSSR 2.0でも同様の効果が得られる可能性は十分にある。
どのゲームがPSSR 2.0に対応するかは現時点では不明だが、この大型アップデートの配信時に、ソニーが対応タイトルの一覧を公開するものと予想されている。
- Source: Gust_Fan(X)
- via: NotebookCheck
