ソニーのiPhone向けイメージセンサー独占が崩れる?
iPhone、2028年に2億画素カメラ搭載か。サムスン製センサーの可能性

アップルが2028年モデルのiPhoneに200MP(2億画素)カメラを搭載する可能性があるとの噂が報じられている。
昨年5月、中国Weiboを拠点とするリーカーの数码闲聊站(Digital Chat Station)氏は、アップルが200MPカメラの開発を進めていると発信していた。現在のiPhoneは、超広角や望遠を含むすべての背面カメラに48MPセンサーを採用している。その中で、12MPから48MPへ最初に移行したのはメインカメラだった。
そして新たな報告によれば、この200MP化は2028年のiPhoneモデルで実現する見通しだという。大手金融機関Morgan Stanleyの投資家向けノートでは、そのイメージセンサーはサムスンが製造するとされている。
アップルは次期iPhone 18シリーズ以降、一部モデルでサムスン製イメージセンサーを導入する可能性が有力視されている。ここ10年以上、iPhone向けイメージセンサーはソニーが事実上独占供給してきたが、その体制が崩れる形となる。ただし、画素数自体は当面変更されない可能性が高いと見られていた。
iPhone向けイメージセンサーがサムスン製に切り替えられる動きは、アップルが進める「アメリカ国内製造プログラム」に沿ったものでもある。このセンサーは、サムスンのテキサス州オースティン工場で製造される予定だとされている。
さらに同じ投資家向けノートによると、アップルはLiDARセンサーについても、追加サプライヤーとしてSTMicroelectronicsと協議を進めているという。現在、iPhone向けLiDARセンサーはソニーがほぼ独占供給しているが、こちらは供給元を多角化し、コスト低減とリスク分散を図る狙いがあるとみられる。
サムスンとアップルはスマートフォン市場では競合関係にある一方、部品供給ではパートナーでもある。たとえば、折り目のない新型ディスプレイを採用するとされる「iPhone Fold」では、サムスンがディスプレイ供給元になると予想されている。
ちなみに、それと同じ技術と思しき「折り目なし折りたたみパネル」を、サムスンは開催中のCES 2026にて披露している。
そこにiPhone向けイメージセンサーまで加われば、サムスンへの依存度が高まりすぎるとの見方も出てきそうだが、アップルがどのような供給体制を構築していくのか、今後の動向に注目したいところである。
- Source: AppleInsider
