2025年1月1日以後は最初から制限がかかっています

NVIDIA GeForce Now、月間100時間のプレイ制限。全対象者で開始へ

Munenori Taniguchi

Image:GeForce Now

NVIDIAは、クラウドゲーミングサービス「GeForce Now」の月間プレイ時間100時間制限を2026年1月1日より全有料ユーザーで開始する。

GeForce Nowには、無料でゲームをプレイすることができるFreeプランと、有料メンバーシップのPerformanceおよびUltimateプランが用意されている。

Freeプランは最大1時間までしかゲームを連続でプレイできず、プレイするにも順番待ちの時間が生じるため、お試しの意味合いが強い。一方、Performance会員には最大1440p/レイトレーシング適用でのゲーム体験が提供され、Ultimateでは4K HDR/最大240fps/レイトレーシング適用でゲームをプレイ可能になる。

今回、全有料ユーザーで開始される100時間の制限は、2024年11月に導入が発表されていたものだ。発表当時、この制限は2025年1月1日時点で有料プランに加入していたユーザーには、1年間の制限免除が与えられ、2026年1月1日から適用されるとしていた(つまり、2025年1月1日以後に有料プランに加入したユーザーには最初から月間100時間のプレイ時間制限がかかっている)。

なお、月間プレイ時間が100時間を超えなかった場合は、その分を最大15時間まで翌月に繰り越せる仕組みとなっている。

Image:GeForce Now

おそらく、ほとんどのユーザーは1か月の間に100時間もプレイするのは困難なはずだ。だが、毎日欠かさず3時間以上ゲームをプレイしているような人は、制限に到達することもあるだろう。

もし、制限に到達してしまった場合は、15時間単位で追加時間を購入することができる。追加プレイ時間はPerformanceプランで2.99ドル、Ultimateプランは5.99ドルとなっている。もちろん、画質の低下などを受け入れられるなら、Freeプランで1時間ずつの無料プレイを利用する手もある。

Image:GeForce Now

RAM価格の暴騰により、ゲーミングPCに限らずメモリー搭載機器は今後値上げが相次ぎ、長ければ数年間は高止まりする可能性もあると言われている。そんな背景から、今後はゲーミングPCの購入を見送ってGeForce Nowを利用したいと思うユーザーも増えるかもしれない。

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