78言語のAI翻訳・要約対応、オープン型イヤホン「viaim OpenNote」

VISION INTELLIGENCEは、同社が取り扱うviaim(ヴィエイム)ブランドのAI搭載オープン型イヤホン「viaim OpenNote」を11月19日に発売する。価格は32,800円(税込)。GrayとBlackの2色をラインナップする。
外の音が聞こえるオープン型イヤホンで、AIによる文字起こしと翻訳、要約が行えることが大きな特徴。イヤホンに内蔵したデュアルマイクで集音を行い、スマートフォンアプリとの連携でAI機能を実現する。
対応言語は78種類(バリエーションを含めて145種類)。文字起こしは月600分まで行うことができ、より長時間使う場合は有料プランに加入する必要がある。

文字起こしに加えて、リアルタイム翻訳や、録音データからのマインドマップ作成にも対応。GPT-5、Claude 3.7、Gemini 2.5などのLLMと連携し、会話記録に対して質問や要約などが行える。話者認識機能もサポートする。
なお、生成した文字起こし・翻訳結果は最大300人までリアルタイムで共有することが可能。QRコードとURLで共有が行えるようになっている。
新たに、最大3言語の多言語モード(ベータ版)に対応する。たとえば中国語、英語、日本語といった多言語が入り混じる会議であっても、日本語にリアルタイム翻訳ができる。
本体デザインはレザー調で高級感を追求。イヤホンの耳掛け部分には、0.8mmのチタンメモリーフレームを採用し、しなやかさと耐久性を両立したとする。また、液体シリコン素材で本体を覆うことで、耳への圧力を分散させ、長時間でも快適な装着感を目指した。

ドライバーには18×11mmの高分子ランウェイスピーカーを採用。サウンドはプロオーケストラのトップエンジニアが監修し、「バランスの取れた音響設計と自然な広がり」を実現したとしている。

Bluetoothのバージョンは5.4で、2台同時接続に対応。最大1000kbpsのLHDCコーデックに対応し、Hi-Res Audio Wireless認証も取得している。連続再生時間は最大19時間で、ケース併用では53時間。10分の充電で最大3時間再生できる機能も搭載する。
ほか、日本国内のAWSサーバー環境を整備していると説明。音声・テキストデータは全て暗号化し、ISO27001準拠の管理体制で運用するセキュリティの高さをアピールする。また、国内のviaimサービスセンターによるサポートも整備している。
