手入れのしやすさにこだわり
ブルーエア初の加湿器が登場。空気清浄機も新機種、ライト搭載ベッドサイド用、加湿対応の第2世代

セールス・オンデマンドは、同社が取り扱うスウェーデンのエアウェルネスブランド「Blueair(ブルーエア)」より、3つの新製品を発表。11月28日から順次発売する。ラインナップおよび価格、発売予定は以下の通り。
・単機能加湿器「DreamWell Humidifier H38i」26,400円(税込)/11月28日発売
・空気清浄機「Mini Restful 空気清浄機 & Sunrise Clock SC9i」27,500円(税込)/2025年内発売予定
・加湿空気清浄機「2-in-1 加湿空気清浄機 DH5i」85,800円(税込)/2025年内発売予定
昨年12月に “空気清浄機専業メーカー” からエアウェルネスブランドに転換したブルーエアがラインナップを拡大。その際には初めての加湿空気清浄機「DH3i」やヒーター機能搭載モデル「ComfortPure 3-in-1 空気清浄機」を発表したが、今回はついにブランド初の単機能加湿器も登場した。
DreamWell Humidifier H38i

ブルーエア初となる単機能加湿器で、加湿能力は約400mL/h。適用床面積の目安はプレハブ11畳/木造和室7畳となっている。カラーはStone GreyとCoastal Beigeの2色で、Stone Greyはオンライン専用となる。タンクへの直接給水と、天面からの給水に対応する。
大きな特徴が、清潔さと手入れのしやすさにこだわっている点だ。加湿フィルターがタンクの水に触れないように分離した「Wet & Dry セパレート構造」を採用。ポンプ内には細菌を抑制するUVライトを内蔵する。加湿フィルターは抗菌仕様。微風で加湿フィルターを乾燥させるドライモードもアプリから利用できる。

タンクは凹凸の少ないシンプル構造を採用し、食洗機でも洗えるとのこと。さらに抗菌仕様の加湿フィルターは、洗濯機・乾燥機で洗えるようになっている。ネットに入れて洗濯するだけでフィルターが洗えるため、「毎日でも気軽に洗える」とアピールしている。
さらに、タンク内のライトが発光することで、就寝前にリラックスタイムを提供する仕組みも搭載。ライトは3段階で明るさを調整できる。アロマストーンにアロマオイルを垂らして香りを楽しめる、Blueair セントポッドにも対応。DCモーターを使用することで、運転音を約20dBに抑さえているとのこと。

Mini Restful 空気清浄機 & Sunrise Clock SC9i

ライト機能を搭載した小型の空気清浄機で、適用床面積は12畳。日の出のようにライトを徐々に明るくすることで、優しく目覚めを促すことができるようになっている。カラーはStone GreyとMidnight Blueの2色で、Midnight Blueはオンライン専用となる。
設定した時刻にアラーム音を鳴らすこともでき、11種類の自然の音によって目覚めをサポートするという。なお、ライトは設定時刻の15〜30分前からゆるやかに点灯する仕組みとなっている。また、就寝前のムードライトとしても利用可能(明るさは3段階)。

最小運転音21dBの静音設計を採用。フィルターには、0.1μmまでの有害物質を99.7%除去できるブルーエア独自の「HEPASilentテクノロジー」を採用する。背面にはUSB-C端子(最大20W出力)を備えているため、本機をベッドサイドに置きつつスマートフォン等の充電も行える。

2-in-1 加湿空気清浄機 DH5i

昨年発売のDH3iの上位モデルとして、空気清浄能力や加湿能力を高めたというモデル。国内では試験中のためAHAM(米国家電製品協会)のデータとなるが、加湿量は1273mL/h(DH3iは600mL/h)となっている。タンク容量も3.5Lから5Lに拡大された。
また、体積比でDH3iよりも8%コンパクトに設計。加湿フィルターの寿命が約6か月から約12か月に延長されたり、ダストフィルターが約6〜9か月から最大約12か月に延びるなど、多くの面でアップグレードが図られた。なお、DH3iは下位モデルとして販売を継続する。

本機もフィルターには、0.1μmまでの有害物質を99.7%除去できるブルーエア独自の「HEPASilentテクノロジー」を採用。うるおいを360°全方向に広げてパワフルに加湿するという「360° InvisibleMist テクノロジー」を採用する。フィルターやタンク、ポンプユニットには抗菌剤を使用。ポンプにはUVライトも内蔵している。
加湿用のフィルターは、上述のH38iと同じように洗濯機での丸洗いに対応。PET素材を細かく織り込んだ3Dメッシュを採用することで、高い保湿量と高い耐久性を実現したとのこと。タンクもより凹凸の少ないシンプル形状となり、食洗機での洗浄にも対応する。

専門家の知見を取り入れ、心地よい眠りと快適な空気環境づくりをサポートするという「DermaSense スキンモード」も新たに搭載。室温や時間帯に応じて加湿量を自動調整することで、就寝時の快適性を追求するモードとなっている。具体的には、一般的に快適とされる40〜60%を目安に8段階でなめらかに自動制御し、日中/就寝時ごと湿度管理を行うという。夜間は高めに調整されるとのこと。
タンクへの直接給水と、天面からの給水に対応する。天面からの給水時に「いまどれくらい入っているかわからない」という問題に対処するため、水位が低い場合(赤色)、入れすぎの場合(オレンジ色)のアイコンでタンク内の水位を表示できる。ほか、加湿フィルターを自動乾燥させることでカビや匂いの発生を防ぐオートドライモード(2段階)に対応する。
