1つのカメラを広角と超広角に切り替えるとの説もあり
第2世代iPhone Air、デュアルカメラを搭載か

iPhone Airはアップルの期待ほど売れていないとの報道が相次ぎつつも、同社は今後も後継モデルを投入すると見られている。そんななか、第2世代モデルでは、背面カメラがシングルからデュアルに強化される可能性があると報じられている。
中国のSNS「Weibo」で活動するリーカー・数码闲聊站(Digital Chat Station)によれば、「iPhone 18 Air」(第2世代モデル)ではレンズの追加が検討されており、48MPメインカメラと48MP超広角カメラのデュアル構成になる可能性があるという。
6.5インチの120Hzディスプレイや3D Face ID、水平方向に細長いカメラモジュールを配置した「ランウェイデザイン」など、基本デザインは現行モデルを踏襲するとされている。
現行のiPhone Airは、超薄型のフォームファクターと軽さが高く評価され、「iPhoneの未来」とも呼ばれていた。一方で、背面カメラが1基に減ったことで購入を見送ったという声も多い。同時期に発売されたiPhone 17の標準モデルは120Hzディスプレイに対応し、デュアルカメラを維持しながら価格を抑えているだけに、Airの割高感が強いと指摘する意見もある。
一方、別のリーカーであるMax Tech(Vadim Yuryev氏)は、iPhone Air 2には「48MPの広角と超広角を1つのモジュールに内蔵し、機械的または磁気式のアクチュエーターで切り替える」仕組みを備える可能性があると述べている。世界初となる“2-in-1カメラ”になるかもしれないという。
つまり、カメラを2つ横並びに搭載するのではなく、外観は初代Airと同じくシングルカメラのように見える設計を維持することになる。カメラモジュールとロジックボードの一部を収めた「プラトー」部分の内部スペースが限られている点を考えると、この説には一定の現実味がある。
もっとも、Max Techの情報はこれまでも賛否が分かれており、一部コミュニティからは「クリックベイト的で誇張が多い」との批判もある。今回の主張もあくまで複数ある説のひとつとして受け止め、信頼性の高い追加情報を待ちたいところだ。
