AirPodsのライブ翻訳機能が日本語対応

iOS 26.1配信開始。Liquid Glassの濃さ調整など改善多数

Munenori Taniguchi

Image:Yalcin Sonat/Shutterstock.com

アップルがiOS 16.1をリリースした。もっとも目立つ機能改善はiOS 16で導入されたLiquid Glass UIの不透明度を変更して、背景に対するUIの視認性を向上させられるようになる点だ。またそれ以外にもセキュリティ関連のアップデートが大量に含まれている。

Liquid Glassの調整機能は、アイコンなどUIを取り囲むボタンエリアの不透明度を変更する。iOS 26のデフォルトではほぼ透明だが、設定のLiquid Glassの項目を ”Clear” から ”Tinted” に変更すれば、磨りガラス的な見た目になる。Liquid Glassの設定追加はiOS以外でも可能になるが、9to5MacはmacOS 26.1ではiOS 26.1ほど変化は顕著ではないと述べている。

また、ユーザーの不満を解消する変更として、ロック画面を左にスワイプするとカメラが起動するのを防止できる設定が追加された。手にしたiPhoneがいつのまにかカメラモードになってしまっていることが多い人にはうれしい改善点だろう。

その他の機能変更・追加点を列記すると、AirPods 4、AirPods Pro 2、AirPods Pro 3で利用可能なライブ翻訳機能が日本語、中国語、韓国語、イタリア語に対応した。Apple Music関連ではMiniPlayerでスワイプ操作による楽曲選択が可能になり、AirPlay経由でApple Music AutoMixがサポートされている。

さらにiOS 26で導入された、通話やFaceTimeを録画・録音する「ローカルキャプチャ」機能において、外部USBマイクを使用する場合のゲインコントロールが可能になり、保存する場所を選択可能になっている。また、FaceTimeオーディオの音質向上、子供用アカウントのデフォルト設定の調整なども含まれる。

iOS 26.1は、iPhone 11以降、iPhone SE 2以降、iPhone Airが対応している。

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