11月下旬からクラウドファンディング開始
シャープがVRグラス「Xrostella VR1」発表。約198gの軽量設計、メガネ型採用
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

シャープは、VRグラス「Xrostella VR1」(クロステラ ブイアールワン)を発表。クラウドファンディングサービスのGREEN FUNDINGにて、11月下旬以降にプロジェクトを開始する。価格は現時点で未定なものの、15万円前後を想定する。
同社がスマートフォンの開発で培った小型・軽量化技術を活かすことで、約198gの軽量ボディを実現したVRグラス。スタンドアローンタイプではなく、使用にはPCまたは同社スマートフォン「AQUOS R10」と有線接続をする必要がある。スマートフォンについて、メーカーとしては他社モデルとの接続は想定していないとのこと。
本体は一般的なゴーグル型ではなく、長時間装着しても疲れにくいよう、メガネ型のデザインを採用する。使う際のハードルの高さがVRの課題だと考え、着けやすく軽い設計によって装着のストレス解消に注力。「時間と場所を超越した新しいコミュニケーションを生み出す」ことに貢献できるとする。

光学系にはパンケーキレンズを搭載しており、視野角は90度となる。ディスプレイモジュールは液晶で、解像度は片目2,160×2,160、リフレッシュレートは最大90Hzの可変。瞳孔間距離(58〜71mm)と視度調整(0D〜-9D)に対応する。

PC接続時にはSteamVRに対応。AQUOS R10と接続した際にはミラーリングモードとなり、「画面が見きれないサイズ」で映像を表示させる。なお、ミラーリングモードの表示アスペクト比はAQUOS R10同様となる。
2つの内蔵カメラを用いたインサイドアウト方式の6DoFに対応しており、装着者の位置や頭部の動きを、上下・左右・前後の6方向で検出できる(PC接続時)。マイクやスピーカーを内蔵しており、本機のみでVR空間で会話することが可能。トラッキング用のほかに、ビデオスルー用のカメラも1基搭載している。

ほか、左右のコントローラーも付属。充電式となっており、USB Type-C端子から充電が行える。











