折りたたみ市場でサムスンと全面対決?
毎年「新タイプのiPhone」登場か。折りたたみ、20周年記念、クラムシェル型

アップルは今後数年間にわたり、毎年新しいタイプのiPhoneを発売する計画を立てていると報じられている。
韓国のNaverブログで知られるアグリゲーターyeux1122氏は、この情報を「国内のトレンド調査会社および部品調査会社のレポート」に基づいて伝えている。同氏はこれまで未発表のアップル製品に関して比較的正確な情報を発信してきたが、M5 iPad ProやMacBook Proと同時に新型Apple TV 4Kが登場すると予想して外した例もあり、情報の信頼度は必ずしも100%ではない。
今回のリークによれば、アップルが2026年から2028年にかけて投入を予定している新型iPhoneは以下の通りである。
2026年:アップル初の折りたたみ型(ブック型)iPhone
・Galaxy Z Foldに似た形状で、iPad miniサイズのフレキシブルLTPO+ OLEDを採用。
・画面の折り目を減らすガラス製ミッドフレーム技術や、高純度・高透過率を実現するディスプレイ構造を採用。
・Face IDとカメラは画面下に内蔵。
・iPadの操作体験とiPhoneの携帯性を融合させる重要なモデルと位置づけられる。
2027年:iPhone発売20周年記念モデル
・「ゼロベゼル」デザインの完全フルスクリーン構造。
・4辺すべてがわずかに湾曲し、フレームを包み込む“キャンディバー”形状。
・クレーター形拡散層によって画面の輝度を均一化。
・Face ID、フロントカメラ、各種センサーをすべて画面下に完全埋め込み(UDIR技術)。
・デザイン美を極めた象徴的モデルとされる。
2028年:縦折りクラムシェル型iPhone
・ヒンジ周囲のカーブで折り目を自然に馴染ませ、手触りと外観の違和感を軽減。
・外部ディスプレイには通知やAI連携ショートカットを表示。
・Clear Organic Cathode層とColor Filter-On-Encapsulation構造を採用し、色再現性と透明度を向上。
・「軽量でファッショナブルな女性向けモデル」として開発中。
今年(2025年)に発売した「iPhone Air」と合わせると、アップルは少なくとも4年間にわたって新しいフォームファクターを連続投入し、iPhoneラインナップの再活性化を狙っているようだ。
なお、中国Weiboのリーカー「数码闲聊站(Digital Chat Station)」氏も2025年から2027年にかけて、3年連続で大幅刷新モデルが登場すると報告している。
