対応機種はiPhone 11以降
iOS 26配信開始。8つの新機能まとめ、Liquid Glassデザインや通話スクリーニングなど

アップルは9月16日未明(日本時間)、iOS 26の配信を開始した。対応機種はiPhone 11以降で、設定アプリの[一般]→[ソフトウェアアップデート]からインストールできる。
iOS 26は2013年のiOS 7以来となる大規模なメジャーアップデートと評価されており、ロック画面やホーム画面、アプリのUIが一新された。既存アプリも機能強化・改良が進み、非常に充実した内容となっている。
主な新機能は以下の8点である。ただし一部は新しいiPhoneモデルのみ対応となる。
Liquid Glassデザイン
新しい半透明素材「Liquid Glass」を全面採用。周囲の光をリアルタイムで反射・屈折させ、美しい光沢と奥行きを実現。アプリアイコンやウィジェットの見た目が一新される。
ロック画面の強化
時計表示が空きスペースに自動適応し、写真や通知、ライブアクティビティと連動して見やすくなる。Apple Music再生中はアルバムアートがフルスクリーンアニメーションで表示される。
iMessageの新機能
- 不明送信者のメッセージを専用フォルダに自動振り分け
- 会話背景を自由設定(Apple提供素材や自分の写真を利用可能)
- グループチャットで投票機能を作成でき、Apple Intelligenceが提案
- 入力中インジケーターをグループ内で表示
- Apple Cashをグループ内で送受信可能
- 「連絡先追加」ボタンで登録が簡単に
- メッセージの一部テキストのみをコピー可能
- 未知の送信者メッセージの通知制御
電話アプリの新機能
- 「Call Screening」(通話スクリーニング)で不明な着信に自動応答し、名前と用件を取得
- 「Hold Assist」で保留時に自動待機し、復帰可能になった時に通知
- よく使う項目、履歴、留守電を一画面に統合
適応型電力モード(Adaptive Power Mode)
iPhone 15 Pro以降に対応。画面輝度や性能を動的に調整し、バッテリー効率を改善。残量20%で自動的に低電力モードに移行する。
Apple Musicの新機能
AutoMix機能で曲間をDJのようにシームレスにつなぐ。歌詞のリアルタイム翻訳や発音案内も追加。
プレビューアプリ
Mac同様のプレビューアプリが搭載され、PDFや画像の編集・注釈が可能に。
CarPlayのアップグレード
Liquid Glassデザインを導入し、より洗練されたUIへ進化。メッセージでTapback対応、ピン留めチャット表示、電話のコンパクト表示、ライブアクティビティ対応などを追加。さらにAirPlayで動画を無線ストリーミングできるが、駐車時かつ対応車種限定となる。
- Source: MacRumors